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ケンタッキーダービーのオフィシャルドリンクーミントジュレップをブラントンで作る!

お酒の雰囲気

今回も、私の大好きなウィスキーを楽しんでいきたいと思います。

ブラントン シングルバレル。独特なボトルの形とボトルキャップにある馬と文字が印象的なバーボンです。
優しい甘みが特徴で、かつ重みのある味で、香りも優しく甘やかです。

さて、このブラントンはボトルの形が独特なんですが、ラベルにもご注目!
数字が手書きになっているのに気が付きますか?
ボトルの登録番号、樽詰めした日付、樽番号、倉庫番号、倉庫内の何段目で貯蔵されていたのか、度数、についての数字とアルファベットが手書きで書かれています。

ちなみにこの私が買ってきたボトルは、

ボトル1本1本が、ブラントンディスティリングカンパニーにおいて登録されております。このボトルの登録番号は、40番です。 ディスティルド&ボトルド・バイ・ブラントンディスティリングカンパニー フランクフォート、ケンタッキー
このバーボンウイスキーは、2019年11月5日に樽番号160H倉庫の13段目で貯蔵されていたものから取り出されたものです。アルコール分93プルーフ(46.5%)で1本1本厳選され、ろ過し、びん詰めされたものです。ケンタッキーストレートバーボンウイスキー。アルコール分46.5%。

と書かれています。(斜体のところが手書きの部分です)。(ちなみにこの写真だと、ボトルの登録番号部分は写ってません。球体なので、なかなか全部を移すのが難しく…。)
こういったところが、世界に一つだけ感が出てボトルに愛着がわく理由ですよね。

そして、キャップの部分は、ケンタッキーダービーのサラブレッドのフィギュアが付いています。今回の私のボトルのキャップはこんな感じです!

写真で分かるように、サラブレッドの右後ろ脚の所に「S」の文字がありますよね?
この文字は全部で8種類あって、ブラントンの名前の「B」「L」「A」「N」「T」「O」「N2」「S」の8種類です。「N2」というのはNが二つあるからですね。
そして、この文字が違うと同じようにサラブレッドの姿もちょっとずつ違くなっています。

これを全部揃えるのが昔、夢だったんですが、3、4文字集めたあたりで挫折しました…。
なにせ、この文字がないキャップもあるし、酒屋にちょうど欲しい文字のキャップが無かったりとかで結構苦労した記憶があります。
中々大変でした。

さて、ボトルの解説はこのあたりまでにして、さっそく今日もウイスキーを楽しんでいきましょう!

ケンタッキーダービーのサラブレッドのフィギュアがキャップについているということで、絶対やりたくなるのはこれでしょ!
「ケンタッキーダービーのオフィシャルドリンクを作ろう!」

ケンタッキーダービーのオフィシャルドリンク

ケンタッキー州というバーボンの聖地には、バーボン以外にもものすごく有名な年に一度開かれるケンタッキーダービーがあります。
毎年、5月の第1土曜日には全世界から16万人ものファンの方たちが集まるそうです。(今年はコロナの影響で9月5日に開催されました。)

そして、テニスのウィンブルドン同様にケンタッキーダービーにもオフィシャルドリンクがあるんです。
そのオフィシャルドリンクは、ミントジュレップというバーボンベースのカクテルです。

ケンタッキーダービーは観戦チケットの競争率がハンパないらしく、実際にチケットゲットできるのは、神ってないと無理らしいです。
まぁ、全世界から来ますからね…。
ですので、せめてオフィシャルドリンクをお家で作って呑みながら映像を楽しむ!っていうのは全然アリだと思うんです!

そしてこの、バーボンベースのオフィシャルドリンクを作るにあたって、もうブラントンに以上にピッタリなバーボンはないですよね!!!

今回は、日本バーテンダー協会のオフィシャルカクテルブックに掲載されているレシピで作るんですが、まぁこれがまずそうあんまり美味しくなさそうなんですよ。
とりあえずこのレシピを紹介していきますが、後程ちょっと注意点を書いておきます。

材料と作り方

材料はこちら

  • バーボンウイスキー 60ml
  • 砂糖 2tsp.
  • 水またはソーダ水 2tsp.
  • ミントの葉 4~6枚

tsp.というのは、ティースプーンと読んで、バースプーンの先のスプーンの部分で計ります。
バースプーンなんてお家に中々ないとおもうので、まぁ、普通のティースプーンで十分です。

そして作り方は、

  1. コリンズグラスにミントの葉と砂糖、水またはソーダ水を入れて、砂糖を溶かしながらミントの葉を潰す
  2. グラスにクラッシュドアイスを詰めて、バーボンを注ぐ
  3. 霜が付くまで十分ステアする

このあと、正式には飾り付けとかがあるんですが、まぁそこは割愛します。
コリンズグラスっていうのは、グラスの種類なんですが、バーでトムコリンズなんかを頼むと使われるグラスです。
我が家にはないので、今回は全然違うグラスで作ってます

ミントを入れるときにはグラスの中で潰しやすいように、葉をちぎりながら入れています。

霜が付くまでステア、は一瞬読むと「え?そんなに混ぜるの?」って思われるかもしれませんが、すぐに霜はつくので心配ご無用です。
結構飲んでる途中でも手が触ったところなんか、すぐまた霜がつきます。

完成したのがこちら


ね?いった通り、コリンズグラスは使ってません。
で、お味の方なんですが、いやー、やっぱり作る前に言った通り、あんまりね…。
実際ロックで飲む方がいいです。

カクテルのレシピは出来た当時の歴史や物流なんかも影響してるんで、現在風に手直ししてもいいし、そしてその手直しが各バーの持ち味にもなる、
というのが私の持論なんですが、さて、私がもう少しこのレシピを手直しするなら、砂糖をガムシロ一個かもうちょっと気持ち多めに変えた方がいいですね。そして2tsp.の水またはソーダ水をなくす。

それからミントはもっと多くていいと思います。(実際に今回作ったときは4~6枚ではなく12枚程いれました。でももっと多くてもいいと思います。)

作り方では、材料を全て最初にミキシンググラスで混ぜたものをクラッシュに注ぐやり方もあるんですが、そっちの方がいいと思います。

あ、でもグラスはちゃんとコリンズで。こういうところは変えちゃいけません。(グラスなくて今回は全然違うものになりましたが汗)

最後に

ケンタッキーダービーのオフィシャルのカクテルは、まぁ材料を見てもらえれば分かると思うんですが、まぁハードボイルドなカクテルです。
でも、ダービーを観戦しながら飲むカクテルというのは、それこそちょっと強めでガツンとくる方が似合いなのかもしれません。
そして、5月の日差しの中飲むにはグラスの霜が、5月の風の中飲むにはミントが、とてもふさわしいですね。

オフィシャルドリンクとしてはダービーにふさわしい飲み物ですけど、
ぶっちゃけまぁこれにソーダを注いでソーダ割にしちゃうのが、私的には一番おいしいですけどね!

今日も最後までありがとうございました。
ご褒美に乾杯と行きましょう!cheers!


今日使ったのはこちら!