グレーンウイスキーおすすめ10選!味の特徴や選び方を解説

おすすめウイスキー

ハイボール娘
ハイボール娘

今回は、ウイスキーはクセが強くて苦手…という方にこそ飲んでほしいグレーンウイスキーをご紹介!選び方の基準やおすすめの銘柄を解説します。

■グレーンウイスキーって何?

原料の圧倒的な自由度
ウイスキーは、原料の違いによってモルトとグレーンの2種類に大別されます。モルトウイスキーは、原料に大麦麦芽のみを100%使用するのが特徴です。香り高く力強い風味を持つ反面、生産コストが高く、独自のクセが出やすい一面があります。グレーンウイスキーは原料の自由度が高く、トウモロコシや小麦などの穀物をブレンドして造られます。トウモロコシ由来のまろやかな甘みや小麦由来の軽快で優しい風味が特徴です。100%モルトで造る力強く個性的なモルトウイスキーに対し、グレーンウイスキーは多彩な穀物のブレンドから生まれる、優しくまろやかな味わいが魅力となっています。

蒸留器の違い
ウイスキーの個性を決定づける蒸留のプロセスでも両者は全く異なる機械を使用します。モルトウイスキーで使われるのは、銅製の巨大な単式蒸留機です。昔ながらの方法で回数を分けて蒸留するため、原料の個性や複雑な旨味が原酒に強く残ります。その自己主張の強さから騒々しいスピリッツと呼ばれます。グレーンウイスキーは、連続式蒸留機が使われます。塔のような設備の中で気化と液化を何百回も繰り返すことで、高純度のアルコールを一気に効率よく抽出します。雑味が綺麗に取り除かれるため、絹のようにスムースでクリアな静かなスピリッツが生まれます。

ブレンデッドウイスキーにおける役割
居酒屋やバーでよく目にするジョニーウォーカーなどは、ブレンデッドウイスキーに分類されます。これは、主張の激しいモルトウイスキー数十種類と穏やかなグレーンウイスキーを混ぜ合わせて造られます。グレーンウイスキーというまろやかな土台があるからこそ、個性がぶつかり合うことなく、クセが少なくて毎日飲んでも飽きない味わいが生まれます。私たちが美味しいウイスキーを手頃な価格で楽しめるのは、この絶妙なブレンドの技術があるおかげなのです。

 

■グレーンウイスキーを選ぶ基準

自分にぴったりのグレーンウイスキーを選ぶ際は、3つの要素に注目しましょう。1つ目は熟成樽です。バニラや蜂蜜のような明るい甘みがありハイボールに最適なバーボン樽とレーズンやチョコのような濃厚なコクをロックで楽しめるシェリー・ワイン樽があります。2つ目は熟成年数です。10年以下(ノンエイジ)は穀物のフレッシュな甘みとキレが際立ち、10〜20年は樽の香りと甘みが黄金比で調和します。20年以上の長期熟成になると、シルクのような口当たりと複雑で重厚な余韻をストレートで贅沢に堪能できます。3つ目は原料の個性です。主流であるトウモロコシ主体はクリーミーで強い甘みが特徴ですが、中にはモルトの香ばしさとグレーンの軽快さが同居する珍しい大麦麦芽100%のボトルもあります。これら樽・年数・原料の特徴を組み合わせることで、あなたの好みに完璧にマッチした1本が見つかります。

 

■グレーンウイスキーおすすめ10選

サントリー|知多

軽やかな風のように食卓へ寄り添う、日本の国民的シングルグレーン
知多は、愛知県の知多蒸溜所で造られるジャパニーズ・ウイスキーを代表する1本です。最大の特徴は、独自の原酒の造り分けにあります。一般的な蒸溜所とは異なり、連続式蒸留機を巧みに操ることで、軽快・ミディアム・ヘビーの3タイプもの異なる原酒を製造。これらをワイン樽やスパニッシュオーク樽など多種多様な樽で熟成させ、ブレンダーの神業的な技術で配合しています。蜂蜜やバニラのような優しい甘い香りと、伊勢湾のそよ風のようにサラサラと口に流れ込む、雑味のない軽やかな味わいが魅力です。

実際に飲んだ時の感想(ハイボール娘の主観)
ハイボールにするとグラスから立ち上る、バニラや蜂蜜のような優しく甘い香りに癒やされます。口に含むと、炭酸のシュワシュワ感とともに、驚くほどサラサラと雑味なく喉を通っていきます。軽やかでみずみずしく、まさに風のように爽快な味わい。食事の邪魔を全くしないので、毎日の晩酌のお供に最高です。

ニッカ|カフェグレーン

世界のバーテンダーが絶賛!19世紀の奇跡の蒸留器が醸し出す濃密な甘み
ニッカのカフェグレーンは、宮城峡蒸溜所にある1830年頃発明の旧式カフェ式連続式蒸留機で造られます。現代の機械と異なり良い意味で不器用なため、原料のトウモロコシが持つ豊かな香味やコクのある油分が原酒にしっかり残るのが特徴です。その味わいは、まさに飲むメイプルシロップ。バニラやキャラメル、カスタードのような濃厚で甘い香りが広がり、ストレートで口に含めばグレーンは味が薄いという先入観が覆るほどの、圧倒的なコクと感動を味わえます。

実際に飲んだ時の感想(ハイボール娘の主観)
ハイボールにすると、炭酸の泡とともにバニラの華やかな香りがパッと部屋に広がります。ウイスキー特有のトゲトゲしさが一切なく、トウモロコシ由来のまろやかな甘みが炭酸水でふんわりと引き伸ばされる感覚です。後味にはかすかにビターな余韻も残り、まるで高級な洋菓子を味わっているかのような、大満足のご褒美ハイボールになります。

キリン|富士

富士山の麓で、世界の技術と日本人の調和の感性が生んだフルーティの結晶
シングルグレーンウイスキー 富士は、富士山の麓にあるキリンの富士御殿場蒸溜所で、清らかな伏流水を使い仕込まれます。最大の魅力は、バーボン、カナディアン、スコッチという世界3大ウイスキーの伝統的なグレーン製法を1つの蒸溜所で同時に行っている点です。このヘビー、ミディアム、クリーンの3つの個性をバーボン樽で熟成し、絶妙にブレンドしています。完熟した洋梨やオレンジ、白桃のような、グレーンウイスキーの概念を覆すほど華やかでフルーティーなアロマが特徴です。

実際に飲んだ時の感想(ハイボール娘の主観)
ハイボールにすると、炭酸によってフルーティーなアロマがさらに弾け飛びます。ひとくち飲むと、ジューシーな果実味と爽快なキレが同時に押し寄せ、驚くほど贅沢で上品な味わいです。ウイスキー特有の重さがなく、まるで高級なフルーツソーダを楽しんでいるかのような、お洒落で華やかな気分になれる1杯です。

バスカー(赤ラベル)

トロピカルフルーツの爆発!極甘口マルサラワイン樽がもたらす甘さの極地
とにかく甘くてジュースのように飲みやすいウイスキーから始めたい!という初心者や女性に、今大人気なのがアイルランド発バスカーの赤ラベルです。トウモロコシとモルトを原料とした軽快な原酒をバーボン樽で熟成後、極甘口のマルサラワインの樽で贅沢に追加熟成しています。その味わいは、まさにトロピカルの極み。一口ごとにパイナップルや完熟バナナのジューシーなアロマと、生キャラメルのような濃厚な甘みが広がり、ウイスキーのイメージを覆す驚きの飲みやすさです。

実際に飲んだ時の感想(ハイボール娘の主観)
ハイボールにすると、トロピカルな香りが炭酸とともにパッと弾けて、さらに飲みやすくなります。アルコールのピリピリ感が全くなく、爽やかなフルーティーさと優しい甘みだけがスッと喉を通っていく感覚です。ウイスキーの独特なクセや苦味が苦手…という方でも、これなら本当にジュース感覚でゴクゴク楽しめちゃう、超ウイスキー初心者救世主の1杯です!

ジ・オブザーヴァトリー20年

デュワーズの女性天才ブレンダーが仕掛ける、20年長熟の大人の贅沢デザート
スコットランドのマクダフ蒸溜所の貴重な原酒を、バーボン樽で20年もの間じっくりと眠らせた究極の長熟シングルグレーンです。ブレンドを手掛けたのは、世界最優秀ブレンダーの栄誉に何度も輝くデュワーズの7代目マスターブレンダー、ステファニー・マクラウド女史。20年という歳月が、液体を鮮やかなゴールドへと変化させています。アルコールのトゲは完全に消え去り、上品なホワイトチョコレートや焼きたてのレモンチーズケーキ、バタートーストのような、優しく香ばしく気品溢れるアロマが広がる芸術的な1本です。

実際に飲んだ時の感想(ハイボール娘の主観)
ストレートがおすすめ!グラスを揺らすと、トゲトゲしさが全くない、驚くほどまろやかで上品な香りが立ち上ります。ホワイトチョコレートや、焼きたてのレモンチーズケーキのような甘く香ばしいアロマが鼻に抜け、口に含めばシルクのように滑らか。20年という果てしない時間が生み出した圧倒的な丸みと、バタートーストのような奥深い余韻がいつまでも優雅に続きます。まさに夜遅い時間に1人で静かにじっくり対話したくなる、芸術品のような1杯です。

ロッホローモンド

原料は大麦麦芽100%!グレーンの概念を覆す異色のハイブリッドウイスキー
スコットランドのローランドとハイランドの境界に佇むロッホローモンド蒸溜所。ここで、世界でも極めて珍しいストレートネック連続蒸留機を用いて造られる、異端児にして傑作ボトルです。最大の異端さは、法律上はシングルグレーンでありながら、大麦麦芽100%で造られている点にあります。これにより、モルト由来のふくよかなナッツのコクや焼きたてパンの香ばしさをベースに持ちながら、連続蒸留ならではのクリアで雑味のないスムースな口当たりを両立。グラスからは、フレッシュなレモンや青リンゴのような爽やかなシトラス香が立ち上ります。

実際に飲んだ時の感想(ハイボール娘の主観)
ハイボールにすると、フレッシュなライムを搾ったかのような爽快なアロマが炭酸とともに弾けます!のど越しは極めてスムースで、すっきり軽快にゴクゴク飲めるのに、ウイスキー全体の味わいが決して薄くありません。奥底にある大麦の豊かな旨味が全体を支えているため、爽やかでありながら飲みごたえも抜群という、贅沢すぎる大人のハイボールが楽しめます。

ティーリング

カリフォルニア産赤ワイン樽100%熟成!甘酸っぱいアプリコットが踊る革新派
アイルランドの首都ダブリンにあり、アイリッシュウイスキーの伝統と革新をリードするティーリング蒸溜所が手掛ける、個性溢れるシングルグレーンです。トウモロコシを主原料とした原酒を、なんと贅沢にもアメリカ・カリフォルニア産の極上赤ワインカベルネ・ソヴィニヨンの空き樽だけで全期間熟成させています。グラスを傾けると、ほんのりピンクがかった美しい琥珀色が目を引きます。香りは、まるでウイスキーであることを忘れるほど甘美。完熟した黄色い桃、アプリコット、いちごのタルトのような華やかな甘酸っぱさが、フワリと立ち上ります。

実際に飲んだ時の感想(ハイボール娘の主観)
ハイボールにすると、赤ワイン樽のポテンシャルが一気に開花します!炭酸の泡とともにベリー系の甘酸っぱいアロマがパッと弾け、まるでウイスキーと赤ワインのサングリアを炭酸で割ったかのような、新感覚の贅沢フレーバーが楽しめます。グレーン特有のクリーンな軽快さと、ワイン樽の上品な渋みが最高のバランスで調和し、お洒落なディナーの食中酒にもぴったりなスタイリッシュなハイボールです。

キャメロンブリッジ

サイレントスピリッツの本家本元。極限まで研ぎ澄まされた静寂のクリーンさ
スコットランド最古の歴史を誇り、ジョニーウォーカーの土台を支え続けてきた名門キャメロンブリッジ蒸溜所のオフィシャルボトルです。最大の特徴は、糖化用のモルトすら加えない穀物100%の極限の製法にあります。大麦由来のナッティさや重たい香ばしさが一切排除されているため、味わいはまさにどこまでも清らかで、美しい静寂。水のように綺麗で雑味がなく、絹が喉を滑り落ちていくような、サイレントスピリッツの頂点とも言える極限のスムースさを堪能できます。

実際に飲んだ時の感想(ハイボール娘の主観)
ハイボールにすると、その圧倒的なクリーンさが際立ちます。ウイスキー特有の樽香や麦のクセが前に出てこないため、炭酸の爽快感と、かすかなバニラ香だけが心地よく鼻を抜けていきます。喉越しは驚くほど軽快で清々しく、どんなおつまみや料理の味も絶対に邪魔しません。今日はとにかくすっきりしたハイボールでリフレッシュしたいという時に最適な新感覚の清涼系ハイボールです。

スノーグラウス

冷凍庫で凍らせて飲むために開発された、美しき冬毛の雷鳥ウイスキー
スコットランドで最も愛されるザ・フェイマスグラウスブランドが、主に国際免税店市場向けに放った非常にユニークなブレンデッドグレーンウイスキーです。ボトルや象徴である雷鳥のロゴが真っ白に描かれており、北極の美しい氷の世界をイメージさせます。このボトルの最大の魅力は、メーカーが公式に冷凍庫でボトルごとキンキンに冷やして飲むという、従来のウイスキーの常識を覆す破天荒なスタイルを推奨している点。ひんやりとした新しいウイスキー体験を楽しめる1本です。

実際に飲んだ時の感想(ハイボール娘の主観)
キンキンに冷えた状態のままハイボールにすると、ウイスキー本来のクリーンな軽快さがさらに研ぎ澄まされます!炭酸が弾けるとともに、どこか涼しげなバニラとほのかなシトラスの香りが爽やかに鼻を抜けていきます。雑味が一切ないため、一口のどを通るたびに北極の清流を飲み干したかのような圧倒的な爽快感があり、特に暑い夏の夜にはこれ以上ない最高のご褒美ハイボールになります。

吉田電材蒸留所1年熟成2nd

新潟の小さな電気工場から生まれた、超新星クラフトグレーン
新潟県蒲原平野に佇む吉田電材蒸留所が放つ、日本のウイスキー製造の新たなフロンティアを開拓するクラフトシングルグレーンです。日本初のグレーンウイスキー専業のクラフト蒸溜所であり、電気加熱式のユニークな蒸留設備を自社で設計。原材料には北海道産の高品質なデントコーンをメインに使用し、アメリカンホワイトオークの新樽で1年間熟成させました。味わいは、大手のまろやかなグレーンとは対極にある衝撃的な躍動感。1年熟成という若さゆえに、デントコーン本来のむき出しの穀物感や素朴なシリアル様の香ばしさがダイレクトに立ち上がります。

実際に飲んだ時の感想(ハイボール娘の主観)
ハイボールにすると、炭酸の泡に乗って香ばしいシリアルやナッツのようなニュアンスが一気に開花します。新樽のウッディな風味が炭酸の爽快感と絶妙にマッチし、バーボンを思わせる力強さがありながらも、後味は驚くほどクリーン。すっきり爽快なのに、噛めば噛むほど味が出るようなトウモロコシの豊かなコクが余韻として残り、個性的で飲みごたえ抜群のハイボールが楽しめます。

★グレーンウイスキー早見表

順位銘柄名参考価格(税込)度数甘さ度特徴的な味わい・フレーバー
1サントリー 知多5,500円43%★★☆☆☆軽快、すだち、ほのかな蜂蜜、クリアな後味
2ニッカ カフェグレーン7,400円45%★★★★★メープルシロップ、バニラ、濃厚クリーミー、カカオ
3キリン シングルグレーン 富士5,000円46%★★★★☆洋梨、オレンジ、白桃、ウッディでスパイシー
4バスカー シングルグレーン3,800円44.3%★★★★☆パイナップル、バナナ、チョコタルト、生キャラメル
5ジ・オブザーヴァトリー 20年4,000円〜6,000円台40%★★★★★レモンチーズケーキ、ホワイトチョコ、マシュマロ
6ロッホローモンド シングルグレーン4,400円46%★★★☆☆レモン、ライム、バニラ、フレッシュな麦の香ばしさ
7ティーリング シングルグレーン4,500円46%★★★★☆完熟した黄桃、赤ワインのフルーティさ、アプリコット
8キャメロンブリッジ3,500円40%★★★☆☆絹のような口当たり、トフィー、極めてクリーン
9スノーグラウス3,000円〜4,000円台40%★★★★☆ラムレーズン、カラメル、凍らせてトロトロ食感
10吉田電材蒸留所 1年熟成 2nd3,960円40%★★★☆☆デントコーン、新樽の強烈なウッディさ、若々しい穀物

 

■まとめ

ウイスキーはスモーキーで、ハードルが高いと感じていた方にこそ、グレーンウイスキーは最高の選択肢です。主役であるモルトを陰で支え続けてきたサイレントスピリッツは、今や独自の進化を遂げ、多彩な表情で私たちを魅了してくれます。爽快に楽しめるハイボールから、特別な夜にじっくり味わいたい長期熟成のストレートまで、その懐の深さは底知れません。

ハイボール娘
ハイボール娘

樽、熟成年数、そして原料が生み出す優しい甘みとスムースな口当たり。ぜひ、この記事を参考にあなたのウイスキーライフを豊かに彩る完璧な運命の1本を見つけてみてください!

今後も、「美味しいハイボール」が飲めるような作り方やアレンジ方法などの記事を投稿していくので、いつもの家飲みを「ちょっと特別」にしてみたい方はぜひ見てね!

 

■よくあるご質問

Q1:グレーンウイスキーとモルトウイスキーの最大の違いは何ですか?

A1:原料と蒸留器(造り方)が全く違います。モルトは大麦麦芽のみを100%使い、伝統的な単式蒸留器で造るため、クセが強く個性的な味わいになります。一方、グレーンはトウモロコシや小麦などの穀物を主原料とし、大型の連続式蒸留機で造られます。雑味が極限まで取り除かれるため、モルトに比べて圧倒的にスムースで優しく、まろやかな味わいに仕上がるのが特徴です。

Q2:初心者が最初に飲むなら、どの飲み方がおすすめですか?

A2:まずはハイボールから試すのがおすすめです!グレーンウイスキーは雑味がなくクリーンなため、炭酸水で割ることで穀物由来の優しい甘みや、バニラのような樽の香りがパッと引き立ちます。ウイスキー特有のアルコールのピリピリ感や重さが苦手な方でも、食事と一緒にジュース感覚で爽快に楽しむことができます。

Q3:シングルグレーンとブレンデッドグレーンは何が違うのですか?

A3:1つの蒸溜所の原酒だけか、複数の蒸溜所の原酒を混ぜているかの違いです。シングルグレーンは、単一の蒸溜所で造られたグレーン原酒のみをボトリングしたものです。ブレンデッドグレーンは、複数の異なるグレーン蒸溜所の原酒をブレンドして造られたものです。

Q4:グレーンウイスキーは味が薄くて安物と聞いたのですが、本当ですか?

A4:それは大きな誤解です!かつてはブレンデッドウイスキーの量産用のベース(土台)として扱われることが多かったため、そうしたイメージを持つ方もいます。しかし現在では、20年を超える長期熟成ものや個性的な樽で仕上げた最高品質のシングルグレーンが多数登場しており、世界中のウイスキーファンやバーテンダーからプレミアムなウイスキーとして高く評価されています。

Q5:自宅で保管する際、冷凍庫に入れても本当にボトルは割れませんか?

A5:ウイスキーはアルコール度数が高いため、一般的な家庭用の冷凍庫(約-18℃)では凍らず、ボトルが割れる心配もありません。スノーグラウスのように公式が推奨している銘柄はもちろん、他のグレーンウイスキーでも冷凍庫に入れると液体がとろりとして、アルコールのトゲが消え、甘みが引き立つフローズンウイスキーを楽しめます。ただし、冷やしすぎると香りが開きにくくなるボトルもあるため、まずはすっきり飲みたい銘柄から試してみてください。

 

■著者

ハイボール娘|元オーセンティックバー店員(歴10年)
新潟県のオーセンティックバーで10年間勤務。1,000種類を超えるウイスキーを扱い、お客様の好みに合わせた一本をご提案してきました。単に銘柄を勧めるだけでなく、ウイスキーごとの個性を最大限に引き出すストレート・ロック・ハイボールの最適な注ぎ分けなども行っていました。プロの現場で培った実体験をベースに、初心者の方から愛好家まで楽しめるウイスキー・ハイボールの情報をお届けしています。