SNSで大バズり!ドボン系ハイボールの魅力と超簡単アレンジ5選

ハイボールアレンジレシピ

■ドボン系で大流行!?

ウイスキーを炭酸水で割るだけのシンプルなハイボールは、大人の定番ドリンクとして定着しています。しかし、SNSから火がついたこのドボン系と呼ばれる新しいアレンジスタイルは、ただのブームを超えて、いまや新しい家飲み文化として広く親しまれています。なぜ、これほどまでに多くの人がこのアレンジに夢中になっているのでしょうか?その秘密は、3つの大きな魅力にあります。

①ツンとした刺激を優しく包み込む
ウイスキーは、木樽の中で何年も眠ることで生まれるリッチな香りが素晴らしいお酒ですが、アルコール度数が約$40%と高いため、飲み慣れていない人にとっては喉が焼けるような感じがする、ツンとした香りがキツいと感じられることもあります。しかし、そこに冷たいアイスや甘酸っぱいお菓子が加わるとウイスキー本来の強い刺激が驚くほどまろやかになります。

②カラフルなビジュアルの魔法
グラスの中でシュワシュワと元気に弾ける透明な炭酸の泡に、パステルカラーのアイスの実がコロンと浮かんだり、懐かしいパインアメがキラキラと光を通しながらゆっくり溶けていったりする様子は、見ているだけで心がワクワクしてきます。自分でアイスを投入し、好きな濃さに崩しながら、自分だけのオリジナルドリンクを育てていくという体験そのものが、SNSで動画や写真をシェアしたくなる大きな動機になっています。

③溶ければ溶けるほど美味しくなる
通常の氷を使ったハイボールは、時間が経って氷が溶けていくと、当然ながらウイスキーも炭酸も薄まって、最後は水っぽい、気の抜けたお酒になってしまいます。ところが、氷の代わりにフローズンフルーツやアイスを使うと、この弱点が100%ひっくり返ります。溶け出した液体そのものに、フルーティな果汁やスッキリとした甘みがギュッと詰まっているため、最後までずっと一番美味しい状態が進化しながら続きます。

 

■SNSでバズった!超簡単アレンジ

①アイスの実deハイボール

江崎グリコのアイスの実を使った、とにかく見た目が可愛らしく、味わいは上品で贅沢な女王様的なアレンジレシピです。これは単なる個人の思いつきではなく、2018年に東京・銀座のおしゃれなバールで公式コラボメニューとして期間販売され、大ヒットを記録したお墨付きの組み合わせです。

材料
お好みのウイスキー:25ml
よく冷えた強炭酸水:65ml
アイスの実:6粒(1杯分)

相性抜群のおすすめウイスキー
サントリー 知多
ウイスキー特有の重みが少ないため、アイスの実が持つ素材本来のフルーティな味わいと優しく寄り添い、極上のサングリアのような軽快な飲み口になります。

味わい
最初にグラスに口をつけた瞬間は、ウイスキー本来の華やかな香りと、炭酸の心地よい刺激が広がります。このとき、ハイボールの中に浮かぶアイスの実は、冷たいウイスキーの膜をまとい、外側はシャリッと、内側はトロッとした大人のフローズンフルーツに変身しています。中盤からは、スプーンやマドラーでアイスの実をゆっくりと押し潰しながら飲んでみましょう。ぶどうや桃の濃厚な果汁がウイスキーと溶け合い、グラスの中が淡いピンクや紫色に染まっていきます。最後は、ウイスキーが苦手な方でもジュースのようにゴクゴク飲めてしまう、贅沢なフローズンカクテルへと見事に生まれ変わります。



②パインアメ・ハイボール

誰もが子供の頃に一度は口にしたことがある、真ん中に穴が空いたパイナップル型のキャンディ。この懐かしのお菓子を使った、昭和レトロな雰囲気が漂うとってもキュートなハイボールです。

材料
ウイスキー:30ml
炭酸水:120ml
パインアメ:3〜4粒
ロックアイス:グラスにいっぱい

相性抜群のおすすめウイスキー
ジムビーム

トウモロコシ由来のバニラやキャラメルのような豊かな甘い香りを持っており、パインアメのジューシーなパイナップル風味と重なり合うことで、驚くほどリッチな南国風フレーバーを生み出してくれます。

味わい
注ぎ終わると、グラスの底から炭酸の細かい泡が、パインアメの真ん中に空いた穴を通ってキラキラと一列になって上昇していきます。そのビジュアルは、まるで海の中に浮かぶ黄金の泡のようで、見ているだけで癒されます。最初は、スッキリとした爽やかなハイボールの味わいですが、グラスの底に沈んだパインアメから少しずつ濃縮されたパイナップルシロップがゆっくりと溶け出して、綺麗なイエローのグラデーションが生まれます。 ウイスキーが持つ香ばしい香りと、パインアメのフルーティな甘酸っぱさが重なると、まるで南国のビーチで飲むトロピカルカクテルのような、濃厚で明るい味わいへと変化していきます。



③サクレ・ハイボール

スライスレモンが贅沢に丸ごと1枚乗った、夏の定番かき氷サクレレモン。この超人気アイスを使った、これ以上ないほど爽快で冷たいデザート感覚のハイボールです。お酒の老舗メーカーであるニッカウヰスキーの公式アカウントが絶妙なウマさ!と太鼓判を押したことで、SNSで大バズりしました。

材料
ウイスキー:30ml
強炭酸水:120ml
サクレレモン:カップの半分くらい
サクレに入っている本物のレモンスライス:1枚

相性抜群のおすすめウイスキー
ブラックニッカ クリア

ウイスキー特有のスモーキーな香りがほとんどないため非常に飲みやすく、サクレ本来のフレッシュなレモンの香りと爽快な酸味を邪魔することなく、100%引き立ててくれます。

味わい
ストローやスプーンで一口すすると、サクレ独特のキメ細やかで心地よいシャリシャリ感が口いっぱいに広がり、体感温度が一気に下がります。レモンのフレッシュで鋭い酸味と、皮の部分からくる上品なほろ苦さが、ウイスキー本来のほのかに甘い樽の香りと見事に調和します。ウイスキー特有の重さがサクレの爽やかさによって消え去るため、お酒が苦手な人でもこんなに美味しいハイボールがあるんだとびっくりすること間違いなしです。まるで一流のバーで作られた大人向けの高級レモンフローズンカクテルを飲んでいるような、贅沢で特別な味わいがおうちで簡単に楽しめます。



④ガリガリ君ハイボール

関西エリアの個性豊かな居酒屋からブームが始まり、ジョッキから突き出た棒のダイナミックなビジュアルでSNSを席巻した、赤城乳業のガリガリ君ソーダ味を丸ごと1本氷代わりに使う、お祭り感満載のアレンジです。

材料
ウイスキー:30ml
炭酸水:120ml
ガリガリ君(ソーダ味):1本

相性抜群のおすすめウイスキー
角瓶

これらのおうち居酒屋の定番ボトルが、カジュアルで楽しいガリガリ君のキャラクターと抜群の相性を見せてくれます。気取らずにジョッキでグビグビと豪快に飲みたいときに、これ以上の組み合わせはありません。

味わい
最初は、一切水で薄まっていないウイスキーと炭酸水だけの本気で冷たい、キレ味抜群のハイボールの爽快な喉越しが楽しめます。ガリガリ君が氷の代わりにジョッキを強力に冷やし込んでくれるため、驚くほど冷たい状態が長続きします。飲み進めるにつれて、ガリガリ君の外側のアイスキャンディーと内側のシャリシャリした氷が少しずつ溶け出し、グラスの中が鮮やかで涼しげなソーダブルーに美しく染まっていきます。ソーダ味のほんのりとした爽快な甘みがウイスキーのコクをマイルドに包み込み、最後はすっきりとした大人のソーダサワーのように変化します。ガリガリ君を棒で少しずつつついて崩しながら、自分好みの甘さに調整していく時間そのものが、家飲みの時間を盛り上げてくれます。



⑤アイスボックス・ハイボール

森永製菓のアイスボックス(グレープフルーツ味)のカップをそのまま使って作る、最も手軽で、最も爽快感が高く、そして最もゴミが出ないスマートなタイパ最強のアレンジです。宅飲みはもちろんのこと、夏のバーベキュー(BBQ)やキャンプの時にも爆発的な人気を誇っています。

材料
ウイスキー:30ml〜40ml
炭酸水:適量
アイスボックス(グレープフルーツ味):1個

相性抜群のおすすめウイスキー
デュワーズ(Dewar’s)ホワイトラベル

非常にまろやかでクセがなく、華やかな花の蜜のような甘い余韻が特徴のウイスキーで、アイスボックスのグレープフルーツが持つ爽やかな酸味や塩味と合わさることで、まるで一流ホテルで出てくるソルティ・ドッグのような、洗練されたスマートなカカオフレーバーに変身します。

味わい
このアレンジの最大の強みは、グラスを用意して、氷を洗って、使い終わったら片付けて……という面倒なプロセスをすべてゼロにできる手軽さにあります。それなのに、味は超一流のバーテンダーが作ったようなクオリティになるから驚きです。アイスボックスの氷の一粒一粒には、グレープフルーツのみずみずしい濃縮果汁とほのかな甘み、そして隠し味としてのすっきりとした塩味がぎゅっとコーティングされています。ウイスキーがこのグレープフルーツ氷に触れると柑橘類の爽やかな香りがウイスキーの持つ香ばしい樽香を何倍にも引き立て、喉を通り抜ける時の清涼感が爆発的に高まります。どれだけ氷が溶けても、溶け出す水そのものが美味しいグレープフルーツジュース」なので、最後の一滴まで薄まらずに、お酒の爽快なキレ味がずっと続きます。




 

■まとめ

いつものハイボールにアイスやキャンディをドボンと入れるだけ。このシンプルすぎるひと工夫が、ウイスキーのツンとした刺激をまろやかに変え、見た目も味わいも極上のカクテルへと進化させてくれます。時間が経っても決して薄まらず、むしろ溶ければ溶けるほど美味しくなるという魔法のような体験は、これまでの家飲みの常識を心地よく覆してくれるはずです。定番の銘柄とお気に入りの一品を組み合わせて、今夜は自分だけの特別なオリジナルドリンクを育ててみませんか?おうち時間を最高にワクワクさせる贅沢な一杯を、ぜひ手軽にお楽しみください。

 

■よくあるご質問

Q1:ウイスキーに慣れていない初心者ですが、どれから試すのがおすすめですか?

A1:サクレ・ハイボールまたはアイスの実deハイボールがおすすめです。どちらも果汁感や爽やかな酸味があるためウイスキー特有のクセが和らぎやすく、ジュースやフローズンカクテルのような感覚で美味しくいただけます。

Q2:炭酸水の代わりにトニックウォーターやジンジャーエールを使ってもいいですか?

A2:もちろん大丈夫です!ただし、トニックウォーターやジンジャーエール自体にしっかりとした甘みがあるため、ドボンするアイスやキャンディの種類によってはかなり甘口になります。すっきり飲みたい場合は定番の強炭酸水が一番おすすめです。

Q3:パインアメがなかなか溶けないのですが、早く溶かすコツはありますか?

A3:先に少量のウイスキー(常温)の中にパインアメを数分浸しておくか、炭酸水を注いだあとにマドラーで小さく円を描くようにゆっくりステア(攪拌)すると溶けやすくなります。ただ、少しずつ溶け出すグラデーションの変化を楽しむのもこのアレンジの醍醐味です。

Q4:自宅にあるウイスキー(レシピにない銘柄)でも美味しく作れますか?

A4:十分に美味しく作れます。迷ったときは、スーパーなどで手に入るリーズナブルでクセの少ないウイスキー(日本のブレンデッドウイスキーなど)を選べば、どんなアイスやお菓子とも喧嘩せず、素材の味を引き立ててくれます。

Q5:氷は入れなくても冷たさはキープできますか?

A5:ガリガリ君やアイスボックスなど、氷の役割を果たすアイスを使う場合はロックアイスなしでもキンキンに冷えます。一方で、アイスの実やパインアメなど、量が少なめのトッピングの時は、レシピ通りロックアイスもしっかり敷き詰めた方が、冷たさが長持ちして炭酸も抜けにくくなります。