【検証】桜スティックを1年5ヶ月ウイスキーに漬けたら●●だった。
お酒を追熟させるためのスティックって知ってる?
今日はそのスティックをなんと1年5か月ものあいだウイスキーに漬けて追熟させたものを飲んでみるわよん!
お酒を追熟させるためのスティックがあることをご存じでしょうか?
買ってきたお酒を、お家でさらに熟成させるアイテムとして、今では
- ミニ樽
- 熟成用ボトル
- 木製スティック
などがあります。
今回はこの中の木のスティックをウイスキーに1年以上漬けたレポートです。
目次
桜スティック
お酒を追熟させるアイテムの中でも、スティックは一番使い勝手が良いです。
ミニ樽は、結構お値段もしますし意外と場所を取ります。
熟成用のボトルもまた、お値段が結構しますしものによっては作りが荒く熟成させたお酒を注ぐと中の木くずが一緒に注がれてしまうものもあるようです。
スティックは、お値段がお手頃で場所も取らないので扱いがとっても楽ちん!
スティックのボトルでどうやって追熟をさせるかというと、買ってきたお酒のボトルに入れるだけです。
以前にウイスキー娘がイチローズモルトアンドグレーンを桜スティックで追熟させた記事があるのでぜひ読んでみてください。
➡桜スティックでウイスキーをお家で後熟!イチローズモルト&グレーンの華麗なる変身やいかに?
ちなみにこのスティックですが、桜の樹からできていて桜の模様が焼き付けてあります。
模様の焼き付けはウイスキーを熟成させる樽をチャーするのと同じ効果が期待できます。
そして桜の木以外にも、ミズナラ版もあります。
ミズナラの方がウイスキーにはなじみがありますね。
より焼き付けをしっかり施したミズナラブラック。
スティックを取り出しやすくするため長くしたロング版。
さて今回はこのうちの桜スティックを1年と5ヶ月間ウイスキーに漬けてみました!!
それを実際に飲んでいきたいと思います。
桜スティックを1年5ヶ月間漬けたよ!
桜スティックを1年5ヶ月間漬けたのは何のお酒かというと、「イチローズモルト&グレーン」です!
実際に1年5ヶ月間漬けたものがコチラです↓
左のボトルの中のウイスキーと明らかに色が違います!
グラスに注いで比べてみてもいろの違いが分かります。
左が何もつけておらず、ボトルからそのまま注いだ方で、右が1年と5ヶ月間桜スティックを漬けた方です。
グラスに注いでいる時に香りもかなり異なっていました。
桜スティックを付けていた方がかなりフルーティーな香りがしました。
ちょっと梅酒のような感じでした。
飲む前から期待が高まります!!
いざ飲んでみた感想
さっそくロックにして飲み比べてみました!
桜スティックを漬けた方のグラスを口に持っていくと、フルーティーだった香りがなんと桜餅のような香りに変わりました。
味はというと、とってもマイルドになっています。
角が取れてスムースで飲みやすいです。
何も漬けていないオリジナルのイチローズモルト&グレーンは、スコッチ同様にちょっとした塩味があるのですが、
その塩味もなくなり甘みが増したように感じました。
が、後味が完全に桜餅味w
この追熟用のスティックは本来、桜の香りがお酒に移る、というふうに
謳われているので実際、本領発揮ということでしょう。
以前このスティックを10日ほど漬けたことがありましたが、その時は熟成はされましたが桜の香りまではウイスキーには移ってませんでした。
1年5ヶ月漬けると香りが移るんですね。
ですが、結論としては、桜の香りとウイスキーが合いませんでした。
好みと言われればそうですが、ウイスキー娘は後味の桜餅味とウイスキーが合ってないと思います。
以前に10日だけ漬けたことがありましたが、そちらのほうが断然美味しいです。
10日間だけ漬けると桜の香りは移らず、味だけが熟成されていてとても美味しかったです。
10日間だけ漬けた時の記事
➡桜スティックでウイスキーをお家で後熟!イチローズモルト&グレーンの華麗なる変身やいかに?
結論
桜スティックは10日間程度漬けるのがベスト!
10日間程度漬けてウイスキーを追熟させて、香りが移る前に飲むのが良い!
1年以上漬けるのは漬けすぎです。