【実践のススメ】自分の最高のウイスキーの一杯を見つけよう!

お酒と道具

さて。今日はウイスキーを直接的には楽しまない回です。
いつもは、冒頭でウイスキーの紹介をして、そのウイスキーを娘的に楽しむブログの記事を書いて行くんですが、
今日はちょっと趣向を変えまして、皆さまに自分の最高の一杯を見つけるならこんな点も気にかけてみてはいかがでしょうか?というご提案の記事です。

まずはお気に入りのウイスキーを見つける

最高の一杯への第一歩として、当然、自分が美味しいなぁと思うお気に入りのウイスキーを見つけるところから始めます。

ブログやランキングを見るのもいいですが、私の持論としては結局のところ‘飲まなきゃ分からない‘です。
身も蓋もなくて申し訳ないですが、コレに尽きます。

ブログやランキングなどでどんな味か書いてあったりしますが、アレを読んで実際の味が正確に分かりますか?
味覚、感じ方は人それぞれなので、実際飲んでみると思ってたのと違う、なんてことはよくあります。
もちろん方向性を確認するためにそういった味の批評を読むのはいいと思います、が最後は自分で身銭をきって飲みましょう

おすすめなのは、まずはバーです。バーテンダーさんに味の好みを伝えて、自分が気に入りそうなボトルの候補をいくつか教えてもらって、
実際に何種類か飲んでみてください。そうしたら、その中で気に入ったものに似ているボトルをいくつか教えてもらって、
後は酒屋でミニボトルを買って家で飲んだり、次にバーに行った時に飲んだり…。
バーテンダーさんにいろいろ教えてもらいながら好みのウイスキーを探っていくのは一番手っ取り早いと思います。

バーに行くのはちょっと面倒だなぁって方は、それこそ、ブログやランキングで自分が気になる銘柄を見つけてそのミニボトルを試せばいいですね。
気になる銘柄をいちいちフルボトルで買ってたらお金もかかるし、全く好みじゃなかった場合はとても悲しい事態に…。

近所に量り売りしてくれるお店があればそれもいいと思います。量り売りのスタッフさんも、味の好みを伝えれば相談にのってくれるはずです。

自分にはこれ以上ないぞっていうお気に入りの一本を見つけるのは中々簡単ではないと思います。
時間もお金もそれなりにかかると思いますので、気長にチャレンジしてみましょう。

さて、タイトルをもう一度読み返してもらいたいんですが、この記事は最高の一杯を見つけるための記事です。
最高の一本じゃあ、ありません。
お気に入りの一本を見つけてやっとスタート地点です。

お気に入りの一本で最高の一杯をどう作るか

お気に入りの一本が見つかったら、それをどう飲むのかあとは突き詰めていけば良いだけですね。

まずは、飲み方。

ストレート、水割り、ソーダ割、トニック割、などなどなど。
レモンを入れるのか、ライムをいれるのか、などなどなど。

水割りが美味しいなぁって思う方は、たかが水割りでも自分の中でそのウイスキーを一番美味しく飲める比率を見つけましょう。
水割りの水とウイスキーの比率によっては、トゥワイスアップなんて呼び名もありますが、そんな名称はいちいち覚えなくてもいいです。
ウイスキーと水の割合が1:4.5とかでもいいんです。自分でそれが一番おいしいなぁって思う比率を突き詰めましょう。

ストレートが美味しいなぁって思う方は、それはそれでいいと思うんですが、ちょっと試してもらいたいことが…。
お気に入りのウイスキーをストレートで注いだグラスに、お水を2,3滴たらしてみてください。
ウイスキーが開いて、味も香りも全然変わります
たった数滴のお水でこんなに変わるの?っていうくらい変わります。
騙されたと思って試してみてください。
これで気に入ったらお水を何滴入れるか、一番美味しく感じるのを突き詰めてください。

ソーダ割、トニック割、なども一緒です。比率を研究しましょう。

次は、飲み方をもう一歩奥へ

さて、例えばお気に入りのウイスキーを1:3のソーダ割が一番美味しいって発見したとしましょう。
そうしたら、次は、ソーダを選びます。
色々な銘柄が出てます。炭酸の強さだったり、水自体の味だったり、意外と試すと違いが分かります。

水割にしても同じです。
ミネラルウォーターはたっくさん種類ありますよね。硬度によって全然味が変わってきます。
実際にウイスキーを割ってみて試すのがオススメです。
水だけ飲んで選んでもダメです。
このミネラルウォーターの色々な違いは結構面白いですよ。

トニックにしろ、ジンジャエールにしろ、同じです。
自分のお気に入りの一本を一番美味しく飲ませてくれる割材の銘柄を見つけましょう。

さらに、温度も

さて、究極の一杯の中身が決まりましたね。

では温度はどうでしょうか?
ウイスキーのボトルを冷凍庫で冷やしてみたり、グラスを冷蔵庫で冷やしておいたり…。
水割りの場合は、ウイスキーもお水も常温がいい、なんて方もいるかもしれません。
実はお湯割りが一番美味しい、なんて方もいるかもしれません。

究極の一杯ですから、温度もこだわりましょう。
ウイスキーを冷凍庫に入れておくだけで、大分感じる味が変わるので、
一度試してみてください。

まだまだ、こだわると…

ここまでくると、あとはグラスですね。

ストレート用、ロック用色々ありますが、グラスは見た目にも影響するので見た目も重視したいところです
それから手になじむサイズ感と重さ
そして忘れちゃいけないのが、グラスの厚さです。
グラスの厚さによって、ウイスキーを口に流し込んだときに最初に舌にウイスキーが乗る部分が異なり、それによってウイスキーの味わい、口当たりが変わってくるんです。

とはいえ、グラスはなかなかお高いので、なんこも試しに購入するのは大変なので、バーテンダーさんに相談するといいかと思います。
バーには良いグラスがちゃんとあるので、実例を交えてアドバイスをくれるでしょう。

仕上げは

さて、最後の仕上げは、おつまみ、聴く曲、見る映画、着る服、時間帯などなど。
自分が一番心地良く美味しく飲めるものを取り合わせて飲むだけです。

自分で見つけた究極の一杯でお家時間を楽しむご褒美なんて、結構贅沢ですよ。
ぜひよかったら、究極の一杯探しの旅へ出てみては?

今日も最後までありがとうございました。
ご褒美に乾杯と行きましょう!Cheers!