【2025年最新】これから値上がりする可能性があるウイスキー10選

お酒の雰囲気

ハイボール娘
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今回は、単なる人気ランキングではない、投資戦略に基づいた「これから値上がりする可能性を秘めたウイスキー10選」を徹底解説します。

■なぜウイスキーの価格は上がり続けるのか?

①世界的な需要の爆発!?

ワールド・ウイスキー・アワードなどでの数々の受賞をきっかけに、特にジャパニーズウイスキーの品質が世界的に認められ、需要が爆発しました。アジア市場の成長も著しく、日本のウイスキー市場は2032年までに93億ドル規模に達すると予測されています。

②追いつかない供給体制?

今の人気は、ウイスキーが売れなかった20年ほど前の生産体制に基づいています。ウイスキーは熟成に長い年月を要するため(例:12年ものは12年前に仕込む必要がある)、需要が急増してもすぐには増産できません。この深刻な「原酒不足」が、希少価値の根源となっています。

③希少性が加速する?

終売・休売
「竹鶴17年」や「白州10年」のように、人気銘柄が終売になると、市場に残るボトルは有限の資産となり、価格が急騰します。

限定ボトル
蒸溜所が毎年リリースする限定品は、コレクターの収集意欲を刺激し、発売と同時にプレミア価格がつくことが常態化しています。

公式の値上げ
メーカー自身が定価を引き上げることで、二次市場の価格も連動して上昇します。

 

■値上がりが期待できるウイスキー10選

①山崎 12年

投資の要点
ジャパニーズウイスキーの象徴。2024年の定価50%アップは、二次市場価格の強力な下支えとなります。世界的な需要は衰えず、偽造防止ホログラムの導入で資産価値はさらに盤石に。流動性が高く、ポートフォリオの核となる安定資産です。

味わい
熟した果実や蜂蜜のような甘さに、ミズナラ樽由来の伽羅を思わせるオリエンタルな香りが複雑に重なります。

②竹鶴 ピュアモルト

投資の要点
「竹鶴」ブランドの入門編でありながら、熟成年数表記ボトルの終売により、その価値は再評価されています。構成原酒である余市・宮城峡の不足が続く限り、このボトルの希少価値も高まり続けるでしょう。ブランドの物語性を買う、長期的な投資です。

味わい
りんごや杏のようなフルーティーさと、柔らかなモルトの甘み、そして穏やかなピート香が調和した、バランスの取れた味わいです。

③イチローズモルト&グレーン

投資の要点
天才・肥土伊知郎氏が率いる秩父蒸溜所のカルト的人気は絶大。毎年リリースされる限定品は、発売と同時に数倍の価格で取引されるほどの人気ぶり。伝説の「カードシリーズ」の後継者として、爆発的な成長ポテンシャルを秘めています。

味わい
毎年ブレンドが異なるため一概には言えませんが、複雑でフルーティー、そして革新的な香味構成が特徴です。

④厚岸蒸溜所 二十四節気シリーズ

投資の要点
季節ごとに限定リリースされるこのシリーズは、コレクター魂をくすぐる見事な戦略。すでに過去のボトルは高値で取引されており、シリーズ全体の価値が確立されています。新作を手に入れることは、成長中の物語に参加することを意味します。

味わい
北海道・厚岸の気候を反映した、潮風を感じるピーティーさと、和柑橘のような甘みが特徴。リリースごとに異なる個性が楽しめます。

⑤嘉之助蒸溜所 蒸溜所限定ボトル

投資の要点
現地でしか手に入らないという究極の希少性。品質評価も非常に高く、特にユニークな樽で熟成されたボトルは、二次市場で高値が付けられています。初期投資は比較的低いものの、上昇率は最も期待できるダークホースです。

味わい
蒸溜所限定ボトルは、リチャーした焼酎樽やワイン樽など、実験的でユニークな熟成が多く、ノンピートの甘くメロウな酒質に複雑な個性を与えています。

⑥ザ・マッカラン 18年

投資の要点
「シングルモルトのロールスロイス」。その地位は揺るぎません。コストを惜しまない高品質なシェリー樽が生み出す味わいは唯一無二。定期的な価格改定により、資産価値は安定して上昇し続けています。世界共通の高級資産です。

味わい
ドライフルーツ、スパイス、チョコレートが織りなす、リッチで重厚、かつエレガントなシェリー樽熟成の模範。

⑦アラン シェリーカスク

投資の要点
高品質なカスクストレングスのシェリー樽熟成ウイスキーが、1万円以下で手に入るという驚異のコストパフォーマンス。しかし、終売の噂が絶えず、市場で見かける機会は激減しています。もし終売が確定すれば、価格が数倍に跳ね上がる可能性を秘めた、絶好の仕込み時かもしれません。

味わい
チョコレート、レーズン、柑橘の皮、そしてスパイス。パワフルながらもアランらしいクリーンな酒質がバランスを取っています。

⑧ジョージ・T・スタッグ

投資の要点
アメリカンバーボンの頂点に君臨する「アンティーク・コレクション」の一角。年一回の極少量リリースで、定価の10倍以上の価格で取引されるのが常識となっています。2021年にリリースがなかったことで、その希少性はさらに高まりました。ウイスキーポートフォリオの多様化に最適です。

味わい
130プルーフ(65%)を超える高い度数から来る、強烈なインパクト。ダークチョコレート、タバコ、黒糖、そしてリッチなオークの香りが爆発します。

⑨ポートエレン40年

投資の要点
1983年に閉鎖された「幻の蒸溜所」の、超長期熟成ボトル。これは投資というより、歴史的遺物の所有です。現存する原酒は消費される一方で、二度と造られることはありませ。その価値は、時間とともに上昇することが運命づけられています。

味わい
複雑なハーブ、熟したフルーツ、そしてポートエレン特有のエレガントで薬品的なスモーキーさが、40年の熟成を経て究極の次元に達しています。

⑩終売となった定番ウイスキー

投資の要点
2024年に終売となった「バランタイン12年」 や「ノブクリーク シングルバレル」 のような、かつての定番品。今はまだ手に入りますが、数年後には「あの頃は良かった」と懐かしむボトルになります。多くの人が飲んでしまうからこそ、未開封品の価値が生まれるのです。数千円の投資が、未来に大きなリターンを生むかもしれません。

味わい
それぞれが長年愛されてきた、バランスの取れた完成度の高い味わい。



期待のウイスキー一覧表

銘柄名蒸溜所主要な価値現在の市場価格(推定)5年後の価格上昇見通し
サントリー シングルモルトウイスキー 山崎12年サントリー山崎蒸溜所グローバルな需要、ブランド力、公式価格改定¥25,000 – ¥30,000
ニッカウヰスキー 竹鶴 ピュアモルトニッカウヰスキーブランドの伝統、熟成年数表記ボトルの終売¥7,000 – ¥9,000中〜高
イチローズモルト&グレーン リミテッドエディションベンチャーウイスキー秩父蒸溜所カルト的な人気、極端な希少性、ブランド資産¥100,000 – ¥250,000
厚岸蒸溜所 二十四節気シリーズ堅展実業厚岸蒸溜所計画的な希少性、強力なブランドコンセプト、コレクター需要¥13,200 – ¥29,700(定価)
嘉之助蒸溜所 蒸溜所限定ボトル小正嘉之助蒸溜所極端な希少性(蒸溜所限定)、高い評価、ユニークな樽熟成¥7,000 – ¥50,000非常に高い
ザ・マッカラン 18年 シェリーオークザ・マッカラン蒸溜所圧倒的なブランド威信、シェリー樽の品質、公式価格改定¥45,000 – ¥60,000
アラン シェリーカスク “ザ・ボデガ”アラン蒸溜所高いコストパフォーマンス、カスクストレングス、終売の可能性¥8,000 – ¥10,000中〜高
ジョージ・T・スタッグバッファロートレース蒸溜所BTACとしての希少性、カルト的人気、一貫した高品質¥120,000 – ¥180,000
ポートエレン 40年ポートエレン蒸溜所閉鎖蒸溜所、極端な熟成年数、有限で代替不可能な原酒¥880,000(定価)〜非常に高い
終売となった定番スコッチ/バーボン各社低い初期投資、大量消費による将来的な希少性、ノスタルジア元の定価の数倍中(長期)

 

■価値を守るための3つの知識

価値あるウイスキーを手に入れても、その価値を守れなければ意味がありません。ここでは、資産を守り、育てるための3つの鉄則をご紹介します。

①保管の鉄則

ウイスキーの品質を損なうのは「温度変化」「光」「空気」「匂い」です。

立てて保管
横にするとコルクが劣化します。必ず立てて保管しましょう。

涼しい暗所で
直射日光や家電の熱を避け、年間を通して温度変化の少ない涼しい場所(15~20℃)が理想です。

箱に入れる
購入時の箱は、光と衝撃からボトルを守る最高の保管ケースです。

匂いを避ける
匂いの強いものの近くには置かないようにしましょう。

 

②購入の鉄則

定価で狙うなら「抽選販売」
サントリーなどの公式サイトや、大手百貨店の抽選販売が定価で手に入れる最大のチャンスです。

二次市場なら「大手オークション」
希少品は国内外の信頼できるオークションサイトで取引されます 。個人間取引はリスクを伴います。

 

③偽物対策の鉄則

キャップの封印
切れ込みの角度や位置、刻印の深さが本物と異なる場合があります。

ラベルの質感
偽物は安っぽい光沢があることが多いです。

ホログラムシール
2024年3月以降のサントリー主要製品には、偽造困難なホログラムシールが貼られています。これは現在、最も信頼できる真贋の証です。

 

■まとめ

紹介した9本は、その多様な可能性を示す入り口に過ぎません。安定したブルーチップから、未来の伝説を秘めたクラフト、そして歴史そのものを味わうゴーストディスティラリーまで、あなたの投資哲学に合った一本が必ず見つかるはずです。

ハイボール娘
ハイボール娘

「自分が本当に好きで、楽しめるウイスキーに投資すること」です。万が一、市場が変動したとしても、あなたの手元には素晴らしい一杯が残ります。それこそが、決して価値の目減りしない、最高の「リターン」と言えるでしょう。

 

今後も、「美味しいハイボール」が飲めるような作り方やアレンジ方法などの記事を投稿していくので、いつもの家飲みを「ちょっと特別」にしてみたい方はぜひ見てね!

 

■よくあるご質問

Q1:ウイスキー投資は初心者でも始められますか?

A1:はい、始められます。ウイスキー投資は、数千円のボトル1本からでも始められるため、比較的参入のハードルが低い投資と言えます。また、買取業者やネットオークションなどを通じて売却しやすいのも特徴です。ただし、価値が必ず上がるわけではないことや、品質を保つための適切な保管が必要であるといったリスクも理解しておくことが重要です。

Q2:どのくらいの資金から始められますか?

A2:ボトルへの投資であれば、数千円から数万円の銘柄を選ぶことで少額から始めることが可能です。一方で、より本格的な投資として、樽ごとウイスキーを購入する「カスク投資」という方法もありますが、こちらは数十万円から数千万円の資金が必要となる場合があります。

Q3:原酒不足はいつ頃解消されますか?

A3:解消にはまだ数年から10年以上の期間が必要と見られています。サントリーやニッカといった大手メーカーは、蒸溜所の設備増強や貯蔵庫の新設を進めていますが、ウイスキーは製品になるまでに長い熟成期間を要します。例えば「12年もの」の供給を増やすには、12年以上前に増産体制が整っている必要があるため、現在の増産投資が市場に反映されるのはまだ先になります。

Q4:購入したウイスキーは、いつ売るのがベストですか?

A4:一概に「このタイミングがベスト」と言うのは非常に難しいです。限定ボトルは、年数が経ち希少性が高まるほど価値が上がる傾向にあります。一方で、終売になったばかりの定番ボトルは、市場から姿を消していく過程で徐々に価値が上がることも考えられます。ウイスキー投資は最低でも5年といった長期的な視点を持つことが推奨されることが多いです。市場の動向を見ながら、ご自身の判断で売却時期を決める必要があります。

Q5:空き瓶でも価値がありますか?

A5:はい、銘柄によっては価値がつく場合があります。特に「イチローズモルト カードシリーズ」のような極めて希少でコレクター人気の高いウイスキーは、空き瓶であっても数万円で取引されることがあります。ご自宅に古いボトルがある場合は、空き瓶だからと捨ててしまわずに、一度その価値を調べてみることをお勧めします。