【2025年冬】ハイボール缶おすすめ人気ランキング10選

美味しいハイボール

ハイボール娘
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今回は、ハイボール初心者であっても、熱心なウイスキー愛好家であっても、2025年の冬を最高に楽しむための一本が必ず見つかるハイボール缶の世界をご紹介します。

■2025年冬の新作&限定ハイボール缶

2025年の冬、ハイボール缶市場は特に注目すべき新作・限定品で溢れています。数ある選択肢の中から「これは絶対に外せない」といえる3本を厳選しました。それぞれの個性が際立つハイボール缶は、冬の夜を特別なものに変えてくれます。発売日が限られているため、見かけたら迷わず手に入れることをオススメします。

①白角ハイボール缶

多くのウイスキーファンが待ち望んだ「白角」が、ハイボール缶として期間限定で復活します。1992年に誕生した「白角」は、サントリーの定番「角瓶」の骨格を守りつつ、より軽快ですっきりとした「淡麗辛口」を追求したウイスキーでした 。今回のハイボール缶は、その伝説的な味わいを現代に蘇らせた注目の逸品です。

最大の特徴は、一般的なハイボールに使われるレモンではなく、和の柑橘である「かぼす」を仕上げに使用している点です。これにより、ハイボールの爽やかさの中に、独特の奥ゆかしい香りと繊細な酸味が加わり、他にはない上品な味わいを実現しています。アルコール度数は6%と、定番の「角ハイボール缶」の7%より少し低めに設定されており、食事の味を邪魔しない軽やかな飲み口は、特に鍋料理や焼き魚といった冬の和食との相性が抜群です。

②陸ハイボール缶

昨年の発売時に「定番化してほしい」という声が殺到し、その人気に応える形で数量限定での再発売が決定したのが、キリンの「陸ハイボール缶」です。この事実は、その品質と味わいが既に多くの消費者に認められていることの何よりの証明と言えるでしょう。「キリンウイスキー 陸」は、富士御殿場蒸溜所の多彩な原酒を主体にブレンドされたウイスキーで、「きれいな味、美しい香り」がコンセプトです。

その特徴はハイボール缶でも見事に表現されており、「ほのかな甘い香り」と「澄んだ口あたり」が楽しめます。味わいは非常にバランスが取れており、ウイスキーのしっかりとした風味を感じさせつつも、クセがなくクリーンな後味で、飲む人を選びません。アルコール度数は7%と、市場で最もスタンダードな設計になっており、ハイボール初心者から飲み慣れた方まで、誰もが安心して楽しめる味わいです。

③ティーチャーズ ハイボール缶

「スモーキーなウイスキーに興味はあるけれど、何から試せばいいかわからない」。そんな方にこそ手に取ってほしいのが、この「ティーチャーズ ハイボール缶」です。160年以上の歴史を持つブレンデッドスコッチウイスキー「ティーチャーズ」をベースにしており、原材料はウイスキーと炭酸のみ。香料や糖類を一切加えないシンプルな設計が、ウイスキー本来の味わいをストレートに伝えてくれます。

その味わいは、ブランドのキャッチコピーである「スモーキーにして、爽やか」という言葉そのものです。缶を開けた瞬間に広がる甘く香ばしい香りと、口に含んだ後に心地よく鼻に抜ける穏やかな燻製香が特徴です。アイラモルトのような薬品的なピーティさではなく、焚き火を思わせるような優しいスモーキーさなので、入門編として最適です。アルコール度数は8%とやや高めで、しっかりとした飲みごたえと複雑な風味を手頃な価格で楽しめるコストパフォーマンスの高さも魅力です。

★新作・限定ハイボール缶早見表

商品名発売日参考価格 (税別)度数ベースウイスキー味わいの特徴
白角ハイボール缶2025年12月2日217円6%ジャパニーズウイスキー淡麗辛口。
かぼす由来の和の香りが特徴で、すっきりとした味わい。
陸ハイボール缶2025年10月7日
2025年12月9日
オープン価格7%ジャパニーズウイスキーほのかな甘い香りと澄んだ口あたり。
バランスが良くクリーンな味わい。
ティーチャーズ ハイボール缶2025年10月21日178円8%スコッチウイスキースモーキーでありながら爽やか。
蜂蜜のような甘みと穏やかな燻製香。

 

■プレミアム&クラフトハイボール缶

①プレミアムハイボール白州

一本660円(税別)という価格にもかかわらず、発売されるたびに即完売となるのが、この「プレミアムハイボール白州」です。その理由は、一口飲めば誰もが納得する圧倒的な品質と、唯一無二の世界観にあります。南アルプスの豊かな自然に抱かれた「森の蒸溜所」で育まれたシングルモルトウイスキー「白州」の魅力を、これ以上ないほど忠実に再現しています。

グラスに注ぐと、まるで森の中にいるかのような清々しい香りが立ち上り、軽快なスモーキーフレーバーと若葉のような爽やかさが口の中に広がります。これまでに「清々しいスモーキー」や「シェリー樽原酒ブレンド」といったバリエーションが数量限定で発売されており、それぞれが白州の持つ異なる側面を引き出しています。

②バスカーハイボール

コンビニエンスストア「ローソン」でしか手に入らないという限定性が、所有欲を掻き立てるのが「バスカーハイボール」です 。ベースとなるのは、近年評価が急上昇しているアイリッシュウイスキー「THE BUSKER」。その最大の特徴は、バーボン樽、シェリー樽に加え、高級なマルサラワイン樽で熟成させた原酒を使用している点にあります。

このユニークな樽構成により、「トロピカルフルーツのような甘い香り」が生まれます。味わいは非常にスムーズで口当たりが良く、ウイスキー初心者や強いアルコール感が苦手な方でも楽しめる、華やかでフルーティーなハイボールに仕上がっています。コンビニ限定品でありながら、その中身は本格的。見つけたらぜひ試してほしい、隠れた名品です。

 

③三郎丸蒸留所

ウイスキー通の間で今、最も注目を集める日本のクラフト蒸留所のひとつが、富山県にある三郎丸蒸留所です。伝統的な製法に革新的な技術を取り入れ、世界に通用するウイスキー造りを目指しています。特に、大仏の鋳造技術を応用して自社で製造した銅製のポットスチル(蒸留器)は、そのこだわりを象徴する存在です。

この「スモーキーハイボール」は、その名の通り、力強く本格的なスモーキーフレーバーが特徴です。スコットランドの伝統に倣い、ピート(泥炭)を焚いて乾燥させた麦芽を使用することで、飲む人の記憶に深く刻まれるような、香ばしく個性的な味わいを生み出しています。一度飲んだら「クセになる」と評されるその味わいは、まさにクラフトウイスキーの醍醐味。スモーキーなウイスキーを愛するすべての人に捧げる一本です。

④カバラン

カバランの魅力を手軽に体験できる一本です。ブランドのシグネチャーとも言える、マンゴーやパッションフルーツを思わせる華やかなトロピカルフルーツの香りが特徴で、南国らしい開放的な気分にさせてくれます。味わいはフルーティーでありながら、シングルモルトならではのしっかりとした骨格も感じられ、飲みごたえも十分。世界が認めたその実力を、ぜひハイボールで確かめてみてください。



定番ハイボール缶

①角ハイボール缶

日本のハイボール市場を語る上で、「角ハイボール缶」の存在は決して無視できません。その味わいは、まさに王道。しっかりとしたウイスキーのコクと、レモンスピリッツ由来の爽やかな後味、そして計算され尽くした炭酸の刺激が絶妙なバランスを生み出しています。販売ランキングでは常にトップを独走しており、その人気は揺るぎません。さらに、アルコール度数を9%に高め、よりウイスキーの風味を際立たせた「濃いめ」バージョンもオススメ。



②トリスハイボール缶

「毎日気軽にハイボールを楽しみたい」。そんなニーズに応え続けているのが、「トリスハイボール缶」です。最大の魅力は、その圧倒的なコストパフォーマンス。手頃な価格でありながら、すっきりと飲みやすく、飽きのこない味わいを実現しています。「角ハイボール」に比べると、ウイスキーの主張は穏やかで、より軽快でクリアな飲み口が特徴です。その親しみやすさと価格の手頃さから、日々の晩酌の定番として不動の地位を築いています。



③ブラックニッカ クリアハイボール

サントリーの二大巨頭が市場を席巻する中、ウイスキーのもう一つの雄、ニッカウヰスキーもまた、質の高い定番ハイボール缶を提供しています。それが「ブラックニッカ クリアハイボール」です。クセのないクリアな飲み口が特徴で、ニッカウイスキーならではのモルトの甘みとやわらかな香りが楽しめます。特にウイスキー愛好家からの評価が高いのが、北海道限定で発売されている「ブラックニッカ ハイボール香る夜」です。

■ハイボール缶の選び方

数あるハイボール缶の中から、自分好みの一本を見つけ出すのは、宝探しのような楽しさがあります。ここでは、あなたにぴったりのハイボール缶を選ぶための3つの具体的な目安を解説します。

選び方①:アルコール度数で選ぶ

ハイボール缶の味わいを大きく左右するのがアルコール度数です。自分の好みや飲むシーンに合わせて度数を選ぶことが、満足への近道です。

4-6%(軽やかタイプ)
アルコール感が穏やかで、ジュースのように軽快に楽しめるのがこのタイプです。ウイスキー初心者の方や、お酒に強くない方、ランチタイムに軽く一杯楽しみたい時などに最適です。サントリーの「トリスハイボール缶〈やわらか〉」(4%)  や、新作の「白角ハイボール缶」(6%)  などが代表的です。

7-8%(バランスタイプ)
市場で最も多くの製品がひしめく、まさにスタンダードな度数帯です。ウイスキーの風味と炭酸の爽快感のバランスが最も良く、食事と合わせても、単体でじっくり味わっても満足できる万能型です。サントリー「角ハイボール缶」(7%)  やキリン「陸ハイボール缶」(7%)  など、迷ったらまずこのタイプを選ぶのがおすすめです。

9%以上(飲みごたえタイプ)
ウイスキーの味わいをしっかりと感じたい、ガツンとした飲みごたえを求める方のためのタイプです。アルコール度数が高い分、ウイスキーの香りやコクが際立ち、少量でも高い満足感が得られます。サントリー「角ハイボール缶〈濃いめ〉」(9%)  や「プレミアムハイボール白州」(9%)  などがこのカテゴリーに含まれます。

選び方②:ウイスキーの種類で選ぶ

ハイボールは「ウイスキーのソーダ割り」というシンプルな飲み物だからこそ、ベースとなるウイスキーの種類が味わいを決定づけます。ウイスキーの個性を知ることで、ハイボール選びはもっと楽しくなります。

ジャパニーズウイスキー
繊細でバランスの取れた味わいが特徴で、食事との調和を重視して造られることが多いジャパニーズウイスキー 。ハイボールにすると、クリーンですっきりとした飲み口になり、穏やかな甘みと香りが楽しめます。和食など繊細な料理との相性も抜群で、代表的なものには「角ハイボール缶」や「陸ハイボール缶」があります。

スコッチウイスキー
ピート(泥炭)由来のスモーキーな香りが特徴的なスコッチウイスキー 。産地によって個性が大きく異なるのも魅力の一つです。ハイボールにすると、燻製のような香ばしい風味が広がり、個性的で奥行きのある味わいが楽しめます。「ティーチャーズ ハイボール缶」は、手軽にスコッチハイボールを体験できる代表的な一本です。

バーボンウイスキー
原料にトウモロコシを51%以上使用し、内側を焦がした新しい樽で熟成させるため、甘く香ばしい香りが強いのがバーボンウイスキーです 。ハイボールにすると、その特徴がさらに際立ち、バニラやキャラメルを思わせる濃厚でリッチな甘い香りを楽しめます。「ワイルドターキー バーボンハイボール」などがこのタイプにあたります。

アイリッシュウイスキー
伝統的に3回蒸留されることが多く、非常に滑らかでスムーズな口当たりが特徴のアイリッシュウイスキー 。ハイボールにすると、クセがなく軽快な飲み口で、フルーティーな甘みが感じられます。ウイスキー初心者にも非常に飲みやすく、「バスカーハイボール」などが人気です。

選び方③:味わいの方向性で選ぶ

最終的には、あなたがどんな味わいを求めているかが最も重要です。自分の好みに合わせて、味わいのタイプから選んでみましょう。

すっきり辛口タイプ
食事との相性を最優先するなら、甘さが控えめでキレのある辛口タイプがおすすめです。特に、原材料表示に糖類や香料が含まれていない製品は、ウイスキーと炭酸だけのピュアな味わいが楽しめます。サントリー「白角ハイボール缶」や「ティーチャーズ ハイボール缶」は、このタイプの代表格です。

ほのかな甘口・フルーティータイプ
ウイスキーのツンとしたアルコール感が苦手な方や、飲みやすさを重視する方には、ほのかな甘みやフルーティーな香りが感じられるタイプがぴったりです。キリン「陸ハイボール缶」の優しい甘みや、ローソン限定「バスカーハイボール」の華やかな果実香は、多くの人に愛される味わいです。

しっかりスモーキータイプ
個性的で忘れられない一杯を求めるなら、スモーキーフレーバーが際立つタイプに挑戦してみましょう。燻製料理やチーズとの相性は抜群で、冬の夜に暖炉の前でゆっくりと味わうのに最適な、深く落ち着いた味わいです。「三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール」は、その力強い香りであなたを魅了するはずです。

濃厚&リッチタイプ
バーボンウイスキーをベースにしたハイボールは、バニラやカラメルのような濃厚な甘い香りが特徴です。フライドチキンやステーキなど、味の濃い料理にも負けない力強さがあります。「ワイルドターキー バーボンハイボール」  や、コーラで割った「ジムビーム コーラハイボール」  などは、甘くリッチな味わいを求める時に最適です。

 

■まとめ

めまぐるしく進化を続けるハイボール缶の世界。2025年の冬も、私たちの期待を遥かに超える、個性的で魅力的な製品が数多く登場しました。トレンド最先端の新作、特別な夜を彩るプレミアムな一本、そして変わらない安心感を与えてくれる定番まで、選択肢は無限大です。

ハイボール娘
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大切なのは、その日の気分や食事、共に過ごす人に合わせて、楽しみながら自分だけの一本を見つけ出すこと。このガイドが、あなたが最高のハイボール缶と出会うための一助となれば幸いです。

今後も、「美味しいハイボール」が飲めるような作り方やアレンジ方法などの記事を投稿していくので、いつもの家飲みを「ちょっと特別」にしてみたい方はぜひ見てね!

 

■よくあるご質問

Q1:ハイボール缶はグラスに注ぐべきですか? それとも缶のまま飲むべきですか?

A1:香りや味わいを最大限に楽しむなら、氷を入れたグラスに注ぐのがおすすめです。缶のまま飲む手軽さや爽快感も格別なので、シーンに合わせて飲み比べてみてください。

Q2:ハイボール缶の賞味期限はどのくらいですか?

A2:製造から約1年間が美味しく飲める期間の目安です。期限が過ぎると炭酸が抜けたり風味が落ちたりする可能性があるので、缶の底に記載された日付を確認しましょう。

Q3:色々ある中で、一番コストパフォーマンスがいいハイボール缶はどれですか?

A3:価格の手頃さを最優先するなら「トリスハイボール缶」が絶対王者です。価格に対する味わいの複雑さ、本格的な風味を求めるなら「ティーチャーズ ハイボール缶」もおすすめです。

Q4:甘くて飲みやすい、初心者向けのハイボール缶はありますか?

A4:ウイスキーの風味が苦手な初心者の方には、バーボン由来の甘い香りが特徴の「ジムビーム ハイボール缶」がおすすめです 。ジュース感覚で楽しめるコーラ味もあります。

Q5:ハイボールに合う、冬におすすめのおつまみは何ですか?

A5:すっきり辛口タイプには鍋料理や焼き魚 、スモーキータイプにはスモークチーズや生ハム 、濃厚なタイプにはフライドチキンなど味の濃い肉料理がよく合います。