2026年ウイスキーが値上げラッシュ!?|値上げ前に確保すべき銘柄10選


ハイボール娘
今回は、ウイスキーは2026年4月に価格改定。山崎・白州・響など人気銘柄の値上げ前に押さえるべき10本と購入ルートをご紹介!買う時期をしっかり見極め、損をしないようにしましょう。
■なぜ、2026年3月なのか?
ウイスキーの値上げは「2026年4月1日からの価格改定」が大きな転換点になります。山崎12年・白州12年は定価が15,000円→16,000円へ引き上げられ、これに伴い販売価格も上昇しやすくなります。過去には、値上げ直前に駆け込み需要が発生し、在庫切れやプレ値化が急速に進みました。さらに2026年は、円安・樽不足・物流コストによって国産だけでなく海外ウイスキーも価格高騰が避けられない状況です。特に4月は輸入酒の価格改定が重なるため、ウイスキーを適正価格で買いたいなら「3月」が重要なタイミングです。ウイスキー投資やコレクションを考える人にとっても、今回の値上げは見逃せない要素です。
■確保必須の国内ウイスキー5選
①山崎12年
価格動向
定価15,000円(税別)→ 2026年4月より16,000円(税別)
※現在の販売価格は20,000円程度で推移。
確保すべき理由
2024年の大幅値上げ後も需要は衰えず、今回の追加値上げでさらなる品薄が予想されます。贈り物、自分へのご褒美、資産防衛、どの観点からも「持っていて損はない」鉄板の1本です。
味わいと香り
熟した柿や桃、ドライアプリコットのような濃密な果実の香りが最初に広がり、奥からはミズナラ樽ならではの「お香(伽羅や白檀)」を思わせる落ち着いた香りがゆっくりと立ち上がります。味わいはバターのように濃厚で、ほんのりココナッツの甘さが感じられます。口当たりはオイリーで厚みがあり、余韻には甘いバニラと、シナモンやジンジャーのような心地よいスパイスが長く続きます。
②白州12年
価格動向
定価15,000円(税別)→ 2026年4月より16,000円(税別)
※現在の販売価格は20,000円程度で推移。
確保すべき理由
かつて原酒不足で休売になった過去を持つ白州12年。夏場のハイボール需要期には価格が高騰する傾向があります。冬〜春の間に確保しておくのが、賢いウイスキーファンの常識となりつつあります。
味わいと香り
新緑の若葉や青リンゴ、ジャスミンを思わせる爽やかな香りが広がり、その奥には森の焚き火のような柔らかなスモーキーさが潜んでいます。味わいは、ふっくらとした甘みにクッキーのような香ばしさが重なり、後半にはキレのある酸味が引き締めます。余韻には、ほのかな煙のニュアンスと柑橘の皮のような心地よいほろ苦さが残り、爽快な後味を楽しめます。
③響 JAPANESE HARMONY
価格動向
定価7,500円(税別)→ 2026年4月より8,000円(税別)
※現在の販売価格は10,000円程度で推移。
確保すべき理由
海外からの旅行客に最も人気があるのがこのボトル。24面カットの美しいボトルデザインは海外で「アート」として評価されており、空港免税店では常に争奪戦です。海外価格に引っ張られる形で、国内の流通価格も上昇圧力がかかり続けています。
味わいと香り
ローズやライチに加え、ほんのりローズマリーが香る、華やかでフローラルなアロマが広がります。味わいはハチミツのように澄んだ甘さに、オレンジピールチョコレートのほろ苦さが重なり、上品なバランス。アルコールの刺激は控えめで、シルクのように滑らかな口当たりです。繊細で優しい余韻が続き、ミズナラ由来の穏やかな香りが長く残ります。
④シングルモルト余市
価格動向
現在は定価7,000円前後。ニッカも価格改定を行う可能性が極めて高く、2026年は要注意です。
※現在の販売価格も7,000円程度〜で推移。
確保すべき理由
「日本のウイスキーの父」竹鶴政孝の情熱が詰まった一本。世界でも稀な「石炭直火蒸溜」によって作られる原酒は、唯一無二の力強さを持ちます。年数表記のないノンエイジ(NAS)ですが、そのポテンシャルは世界的に評価されています。
味わいと香り
力強いピートの煙に、潮風や石炭の煤のような香りが重なり、深いスモーキー感が広がります。その奥からは熟したバナナやリンゴの柔らかなフルーツ香も感じられます。味わいは重厚でオイリー。焚き火を思わせる力強いスモーキーさと、麦芽の濃厚な甘みがしっかりと押し寄せます。余韻はピーティーでほのかに塩気があり、まるで北の海を思わせる余情が長く続きます。
⑤イチローズモルトMWR
価格動向
定価8,800円程度(店舗により異なる)。常に品薄で、定価で見つけるのは至難の業です。
※現在の販売価格は10,000円程度で推移。
確保すべき理由
ベンチャーウイスキー秩父蒸溜所の「リーフシリーズ」の中でも、特に人気の高い一本。北海道産ミズナラ樽で後熟を行っており、ジャパニーズウイスキーの特徴である「伽羅の香り」を存分に楽しめます。ミズナラ樽自体の価格が高騰しているため、この価格帯で買えるのは奇跡的です。
味わいと香り
グラスに注いだ瞬間、白檀や寺院を思わせる上品で落ち着いた香りがふわりと広がります。味わいはスパイシーでコクのある甘みが特徴。干し柿、チョコレート、焼き栗のような凝縮した風味が重なり合い、ビターさと甘さが複雑に絡みます。最後には香木のような独特のアロマが鼻に抜け、深い余韻を残します。
■確保必須の海外ウイスキー5選
⑥スプリングバンク10年
価格動向
定価約10,000円前後だが、実勢価格は高騰中。
※現在の販売価格は20,000円程度で推移。
確保すべき理由
全工程(製麦〜ボトリング)を自社で行う徹底したこだわりにより、生産量が極めて少ないです。「見つけたら即買い」が鉄則で、定価で買えればその時点で数倍の価値があると言われるほどの「レア度」を誇ります。愛好家からの評価が圧倒的に高く、流行り廃りに左右されない強さがあります。
味わいと香り
洋梨のような甘いフルーツ香に、海風を思わせる独特の塩気が重なる複雑なアロマが広がります。ほんのりピートのニュアンスも感じられ、味わいはオイリーで粘性があり、塩キャラメルやナッツのような風味が続きます。最後は、潮風のような塩味とフルーツの甘みが心地よく残り、絶妙なバランスの余韻を楽しめます。
⑦グレンドロナック12年
価格動向
5,000円前後。評価の上昇とともに徐々に価格が上がっています。
※現在の販売価格は6,000円程度で推移。
確保すべき理由
「シェリー樽ウイスキー」といえばマッカランが有名ですが、価格が高騰しすぎました。その対抗馬として評価が急上昇しているのがこれ。「シェリーボム」と呼ばれるほど濃厚なシェリー感があり、コスパ最強の銘柄として世界中で在庫が減り始めています。
味わいと香り
濃厚なレーズンやいちじく、ダークチョコレートを思わせる甘くリッチな香りが広がります。口当たりはクリーミーで、ドライフルーツの甘みとシナモンやジンジャーなどのスパイスが心地よく重なります。後半にはナッツのような香ばしさが加わり、甘みが長く続く余韻が満足感を高めてくれます。
⑧マッカラン12年 ダブルカスク
価格動向
定価8,000円前後。ブランド戦略により定価は上がり続けています。
※現在の販売価格は9,000円前後で推移。
確保すべき理由
ウイスキー界の王様。二次流通価格は落ち着きを見せていますが、定価自体はじわじわと上がっています。「ダブルカスク」はアメリカンオークとヨーロピアンオークのいいとこ取りで、従来のシェリーオークよりも軽やかで現代的な味わいです。贈答用としてのステータスは不動です。
味わいと香り
クリーミーなバタースコッチやリンゴ飴、バニラカスタードを思わせる甘く柔らかな香りです。蜂蜜のような濃い甘さに、柑橘の爽やかさがほどよく調和します。味わいには温かみがあり、最後にほんのりとオーク由来の甘みが優しく残ります。
⑨アードベッグ10年
価格動向
5,000円前後。
※現在の販売価格は5,000円前後で推移。
確保すべき理由
強烈なピート(煙)の香りで熱狂的なファンを持つアードベッグ。世界的な需要増で供給が追いついていません。現在は「ノンチルフィルター(冷却濾過なし)」かつ「アルコール度数46%」という高スペックですが、将来的なコストダウン(度数低下など)や値上げのリスクがあります。今の高品質なボトルを確保すべきです。
味わいと香り
ヨードを思わせる消毒液の香りに、燻製ベーコンのようなスモーキーさ。その奥からライムのような爽やかさがふっと立ち上がります。口に含むと爆発的なスモークとブラックペッパーの刺激が押し寄せ、後半には洋梨のような優しい甘みが顔を出す“ピーティー・パラドックス”な展開。余韻にはタールやエスプレッソを思わせるビターで重厚なスモークが長く続き、強い印象を残します。
⑩ワイルドターキー12年
価格動向
15,000円前後。
※現在の販売価格は18,000円前後で推移。
確保すべき理由
ここだけの秘密ですが、このボトルは最も「買い」です。 実はアメリカ本国では長らく販売されておらず、日本など一部地域限定の商品です。海外のファンが喉から手が出るほど欲しがっており、海外オークションでは高値がつきます。日本では比較的容易に入手可能ですが、この「ねじれ現象」が解消される(=大幅値上げや販路変更)のは時間の問題です。
味わいと香り
濃厚なキャラメルとバニラ、そして古い革製品のような熟成香に、メープルシロップの甘い香りが重なります。50.5%とは思えないほど滑らかな口当たりで、リッチなトフィーの甘みとライ麦由来のスパイシーさが調和。余韻は非常に長く、ダークチョコレートとスパイスが複雑に絡み合いながら続きます。
★どこで買うのが正解?
百貨店・家電量販店の抽選販売
「山崎」「響」などの人気銘柄は、百貨店やビックカメラなどでカード会員限定の抽選販売が行われることがあります。倍率は高いものの、定価で正規購入できるほぼ唯一の手段。あらかじめ会員登録を済ませ、抽選告知の情報をチェックしておくのが重要です。
Amazon・楽天などのECサイト
人気ウイスキーはプレミア価格になりやすいですが、価格追跡ツールを使うと値下がり時期や在庫復活のタイミングを把握できます。特にセール(年末年始・スーパーセール)やポイントアップ期間は狙い目。出品者の評価や発送元も確認しましょう。
地域の酒屋さんを巡る
個人経営の酒屋では、店頭に出していない在庫がある場合も。何度か通い、店員さんと顔見知りになると、限定品や割り当て品を紹介してもらえることがあります。購入の際は情報交換やマナーを大切にし、信頼関係を築くことがコツです。
■まとめ
ウイスキーの価格環境は、もはや国内外ともに“上がる前提”で動いています。だからこそ、どこで・いつ・何を買うかが重要です。今回紹介した10本は、味わい・ブランド価値・価格動向の三拍子が揃った“確保候補”といえる存在です。

ハイボール娘
値上げや流通制限が本格化する前に、自分の目的(飲む・贈る・コレクション・投資)に合わせて賢く動くことで、後悔のない一本を手にできます。特に2026年3月は、大きな転換点になることを忘れずに行動しましょう。
今後も、「美味しいハイボール」が飲めるような作り方やアレンジ方法などの記事を投稿していくので、いつもの家飲みを「ちょっと特別」にしてみたい方はぜひ見てね!
■よくあるご質問
Q1.2026年3月までに買わないとどうなりますか?
A1:4月1日以降、サントリー製品は新価格(例:山崎12年は16,000円)になります。これに合わせて、市場の「底値」が切り上がります。また、値上げ直前は「旧価格」のボトルを求めて市場がパニックになり、一時的に品薄状態が悪化するため、物理的に入手できなくなる可能性が高いです。
Q2:ウイスキーに賞味期限はありますか?
A2:ありません。アルコール度数が高いため、未開栓であれば腐ることはありません。直射日光を避け、冷暗所に立てて保管すれば、10年後でも美味しく飲めます。ただし、コルク栓の乾燥を防ぐため、半年に一度ほど瓶を逆さにしてコルクを湿らせると良いでしょう。
Q3:投資目的で買うなら「箱」は必要ですか?
A3:絶対に必要です! 自分で飲む分には箱がなくても同じですが、将来もし手放すことになった場合、箱の有無で査定額が大きく変わります。特にジャパニーズウイスキーは「完品(箱・冊子付き)」が好まれます。
Q4:初心者が最初に買うならどれ?
A4:飲みやすさと美しさなら「響 JAPANESE HARMONY」、濃厚な甘さを楽しみたいなら「マッカラン 12年 ダブルカスク」がおすすめです。どちらもクセが少なく、非常に飲みやすい上に、ボトルの見た目も美しいので所有欲を満たしてくれます。


