【ハイボールの次はこれ!】クラフトコーラ×ウイスキーの進化系アレンジ5選


ハイボール娘
今回は、クラフトコーラとウイスキーが魅せる、驚きの相性とアレンジの楽しさをご紹介!タリスカー×伊良コーラなど銘柄別の相性から美味しい作り方まで解説します。
■クラフトコーラとウイスキーの相性
普段私たちが飲むコーラは工場で作られた均一な味ですが、スパイスやハーブを煮込んで作るクラフトコーラは、ウイスキーと驚くほど相性が良いです。その秘密は、二つの意外な共通点にあります。実は、どちらも元々は薬として大切にされていました。コーラは19世紀の薬剤師が疲れを癒すために作ったシロップが原点で、ウイスキーも中世では生命の水と呼ばれた薬酒でした。
味の面でも、科学的に似た者同士が引き合っています。ウイスキーの煙のような香りの成分と、コーラのスパイスに使われるクローブの成分は、形がそっくりな親戚のような存在です。この二つが出会うことで、香りがより華やかに引き立ちます。さらに、どちらにも含まれるバニラの香りが接着剤の役割を果たし、お酒特有のツンとした刺激を包み込んで、驚くほどなめらかな飲み心地に変えてくれます。
■【銘柄別】おすすめの組み合わせ
①ジャックダニエル×伊良コーラ
ジャックダニエルは、サトウカエデの木炭でゆっくりと濾過することで、バニラやキャラメルのような甘みを最大限に引き出したウイスキーです。ここに、15種類以上のスパイスを調合した「伊良コーラ」を合わせると、まるで高級デザートのような味わいが生まれます。
味わい・香り
口に含んだ瞬間、ジャックダニエル由来の濃厚なバニラの香りが爆発し、間髪入れずに伊良コーラの漢方由来のスパイシーさが追いかけてきます。バニラとスパイスが幾重にも層を成し、まるで高級なデザートを味わっているかのような多幸感に包まれます。余韻にはコーラの実のほろ苦さが長く残り、アルコール度数を感じさせないほどスムースで、気品溢れる究極のコークハイになります。
②タリスカー10年×ともコーラ
タリスカーは、海辺の荒々しさを感じさせる塩気と、力強いスモーキーさが特徴です。ここに、15種類以上のスパイスやハーブを贅沢に使ったともコーラを合わせます。ともコーラが持つ大地の香りと柑橘の爽やかさが、タリスカーの力強さとぶつかり合い、エネルギッシュな味わいが生まれます。
味わい・香り
香りはまさに焚き火の煙。しかしその煙の中に、シナモンやナツメグの温かい甘みが溶け込んでいます。一口飲むと、タリスカー特有の黒胡椒のような刺激が弾け、同時にコーラのスパイスが舌を刺激します。塩気、甘み、苦味、そしてスモークが激しく主張し合いながらも、最後には柑橘の爽やかさで見事に調和します。
③メーカーズマーク×TENSAI
メーカーズマークは原料に小麦を使うことで、パンのようなふっくらとした甘みが魅力のウイスキーです。これに合わせるのが、北海道産のてんさい糖を使った仙台クラフトコーラTENSAIです。てんさい糖は、お腹に優しく体を温める効果があり、ミネラルをたっぷり含んだまろやかな甘みが特徴です。小麦の甘みとてんさい糖のコクが、お互いを包み込んでシルクのように滑らかな口当たりが生まれます。
味わい・香り
香りはハーブティーのような清涼感と、焼き立てのパンを思わせる温かみが共存します。口に含むと、てんさい糖の優しい甘みが広がり、その後にメーカーズマークのバニラ香がふんわりと鼻へ抜けます。スパイスの主張が穏やかで、カルダモンやレモンのフレーバーが癒しを与えてくれます。飲んだ後にお腹がポカポカするような感覚があり、一日の疲れをリセットするリラックスに最適な一杯です。
④ファイアボール×FENTIMANS
ファイアボールは、天然のシナモンを使った、スパイス感が人気のウイスキーベースのリキュールです。フェンティマンスのコーラは、発酵させた生姜やハーブを煮出し、世界で最も贅沢で奥深い味わいと評判です。シナモンのピリッとした熱さと発酵コーラ特有の深い渋みが重なり合い、スパイス感漂う、胸が高鳴るエキゾチックな香りが味わえます。
味わい・香り
濃厚なシナモンとジンジャー、そしてコーラの実の野生的な香りが漂います。一口目のインパクトは非常に力強く、シナモンの甘辛い刺激とフェンティマンスの重厚なコクが口内を支配します。発酵由来の複雑な酸味が後味を引き締め、まるで温かいスパイスワインを冷たくしたような、唯一無二の満足感を与えてくれます。一度飲むと中毒になる、強烈な個性を放つ組み一杯です。
⑤ブラックニッカ×成城石井
ウイスキー特有のクセを抑えたブラックニッカクリアは、雑味のないまろやかさが最大の特徴です。これを、成城石井がこだわり抜いたスパイス感の強いクラフトコーラと合わせます。ブラックニッカの透明感のある味わいは、コーラに含まれるクローブやシナモンの香りを一切邪魔しません。スパイスの輪郭がくっきりと浮き彫りになり、その魅力を最大限に引き立ててくれます。
味わい・香り
非常に軽やかで、かつスパイスの粒立ちが良い味わいです。香りはレモンピールやカルダモンの爽やかさ、ウイスキーは背後から穀物の優しい甘みで支えています。口当たりは極めてスムースで、コーラのスパイスが舌の上で弾ける感覚をダイレクトに楽しめます。後味に嫌なベタつきが全くなく、毎日飲んでも飽きない一杯です。
■美味しいウイスキーコークの作り方
①重さの違いを意識して混ぜる
クラフトコーラのシロップは砂糖がたっぷり入っていて重いため、放っておくとグラスの底に沈んでしまいます。まずは、氷をたっぷり入れたグラスをかき混ぜてキンキンに冷やしましょう。そこにウイスキーとシロップを入れたら、炭酸を入れる前に一度しっかり混ぜ合わせるのがコツです。こうして重い土台を作っておくことで、最後まで味のムラがなく楽しめます。
②炭酸は氷に当てない
炭酸水を入れるときは、できるだけ氷に当てないよう、グラスの隙間からそっと注いでください。炭酸は、氷に当たるとどんどん抜けるので、注意しましょう。最後にマドラーで氷を2,3回上下に軽く動かすだけで、炭酸を閉じ込めたまま全体が綺麗に混ざます。
③おすすめの比率
まずは、ウイスキー30ml、クラフトコーラ:30ml、炭酸水120mlの割合から始めてみてください。これが多くの人に愛される、失敗のない黄金比率です。もっとウイスキーの香りを感じたいときはウイスキーを増やしたり、甘くしたいときはシロップを足したりして、自分だけの特別な比率を見つけるのも楽しみの一つです。
④香りを引き出す仕上げ
仕上げにほんの少し工夫するだけで、香りが一気に華やかになります。ミントを添えるときは手のひらで一度叩いてください。これだけで香りの成分が弾け、爽やかさが倍増します。また、ライムの皮を軽くひねって香りのミストを飛ばせば、一口目の爽快感が上がります。ちょっとした工夫で、驚くほど美味しい一杯が出来上がります。ぜひ、リラックスしたい夜に試してみてください。
■まとめ
クラフトコーラとウイスキーの掛け合わせは、単なるお酒の楽しみを超え、素材が持つ歴史や科学的なルーツを紐解く贅沢な体験です。かつて薬として人々を癒やしてきた両者が、現代のグラスの中で再び巡り合い、五感を刺激する一端を担うのは、どこか運命的でもあります。銘柄によって、デザートのような甘美な時間から、荒々しい海風を感じるような刺激的な体験まで、その表情は驚くほど多彩です。

ハイボール娘
まずは基本の黄金比から始め、ぜひ自分だけの大人の処方箋を見つけてみてください。丁寧に作られた一杯が、忙しい日常を特別なひとときへと変え、心身を深く解きほぐしてくれるはずです。
今後も、「美味しいハイボール」が飲めるような作り方やアレンジ方法などの記事を投稿していくので、いつもの家飲みを「ちょっと特別」にしてみたい方はぜひ見てね!
■よくあるご質問
Q1:市販の普通のコーラとクラフトコーラでは、味にどんな違いが出ますか?
A1:一般的なコーラは「爽快感と均一な甘み」が特徴ですが、クラフトコーラは「スパイスの香りや素材のコク」が主役です。ウイスキーと合わせると、普通のコーラはウイスキーの味をコーラの色に染めますが、クラフトコーラはウイスキーの個性を引き立て、より複雑で奥深い「カクテル」のような味わいになります。一般的なコーラは「爽快感と均一な甘み」が特徴ですが、クラフトコーラは「スパイスの香りや素材のコク」が主役です。ウイスキーと合わせると、普通のコーラはウイスキーの味をコーラの色に染めますが、クラフトコーラはウイスキーの個性を引き立て、より複雑で奥深い「カクテル」のような味わいになります。
Q2:ウイスキーが苦手なのですが、クラフトコーラ割りなら飲めますか?
A2:はい、おすすめです!ウイスキー特有のアルコールのトゲを、クラフトコーラの天然バニラやスパイスの香りが優しく包み込んでくれます。まずは、記事で紹介した「メーカーズマーク×TENSAI」のような、甘みが強くマイルドな組み合わせから試してみてください。
Q3:シロップタイプのクラフトコーラがない場合、市販の「完成品ボトル」でも美味しく作れますか?
A3:もちろん美味しく作れます。成城石井などの完成品を使う場合は、すでに炭酸が入っているため、ウイスキーと混ぜる際に「炭酸を逃がさないこと」がさらに重要になります。ウイスキーを先にグラスで冷やしておき、コーラを注いだら、氷を持ち上げるように一度だけ優しく混ぜるのがコツです。
Q4:氷は家の冷蔵庫で作ったものでも大丈夫ですか?
A4:美味しく飲めますが、よりこだわるならコンビニなどで買える「かち割り氷(ロックアイス)」がおすすめです。家の氷に比べて溶けにくいため、ゆっくり飲んでも味が薄まりにくく、最後までスパイスとウイスキーの濃厚な調和を楽しむことができます。
Q5:おすすめのグラスはありますか?
A5:香りを楽しみたいなら、飲み口が少しすぼまった「ワイングラス」や「チューリップ型のグラス」が最適です。スパイスの華やかな香りがグラスの中に溜まり、一口ごとの満足感が上がります。気軽に楽しむなら、冷たさが持続する薄手のタンブラーも爽快感があって素敵ですね。


