イチローズモルト&グレーンを柚子で色々な飲み方に。一番美味しかったのは意外にも!?
今回も、私の大好きなウィスキーを楽しんでいきたいと思います。
イチローズモルト&グレーン ホワイトラベル。
ふわっとした丸みのある味わいで、かすかに塩味が効いてます。丁寧で繊細な仕事をされた味です。まろやかなので飲みやすいです。
さて。今回のこいつをどう楽しむのか。
ジャパニーズウイスキーなので、あえての「日本を感じる一杯」で楽しんでみようと思います。
日本は気候上、四季がありますよね。
そして、それぞれの季節の楽しみ方を見つけるのが上手な日本人。
そういう私たちの性格も、四季をよりはっきりさせる要因の一つかもしれません。
一つ一つの季節を、ジャパニーズウイスキーを使った一杯のグラスに表現できれば面白いですよね。
ということで、この記事では冬!
冬を感じる一杯をご紹介します!
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目次
日本の冬といえば
冬といえば、なんでしょうかね。
雪。
クリスマス。
広瀬香美。
お正月。
みかん。
白鳥。
熱燗。
鍋。
大掃除。
こたつ。
などなどなど…。
色々ありますが、今回、私が一杯のグラスに表現したいのは、「柚子がある冬の一コマ」。
皆様は柚子は冬に使いますか?
私はスーパーに並ぶとそこそこ買って使います。季節ものはなるべく買って食べるようにしてます。
あと、お風呂に入れるんですよね。柚子。冬至に。
まぁでも、個人的には食べ物をお風呂に入れる感覚がちょっと苦手なんであんまりやりませんが。
あの唯一無二のさわやかな香りと優しい味の果汁。
ウイスキーと柑橘類はもともと相性が良いので、素敵な一杯になるんじゃないでしょうか。
ただ切ったスライスを浮かべるだけなんてつまんない
今回は、飲み方を変えてそれに合わせて柚子の使い方も変えて飲んでいこうとおもいます。
それぞれの柚子の使い方を参考にして色々試してもらえればと思います。
今回必要な材料たち↓
飲み方はそれぞれ、ロック、ソーダ割、お湯割りで行こうと思います。
そして、一応事前準備として、柚子のはちみつ漬けを作ります。
柚子のはちみつ漬け
材料
- 柚子
- はちみつ
作り方
- 柚子の皮を剥く
- 輪切りにし、種を取る
- 保存容器に入れ、柚子が浸かるまではちみつを入れる
- 1~2日置く
うん。まぁ要するに切って漬けるだけです。
注意点としては、保存容器の瓶などは煮沸消毒などをした清潔なものを使ってください。
種は飲む時に邪魔になるので、丁寧に取り除きましょう。
はちみつ漬けも作って、準備万端なので、さっそくいきましょーー!
色々作って飲んでみた結果ランキング
柚子で色々な飲み方をしてみました。
こんな感じに4種類作ってみました。
・柚子ピールをしたロック
・柚子を絞り落したソーダ割
・柚子はちみつを入れたソーダ割
・柚子はちみつをいれたお湯割り
全部で4種類です。
ピールというのは、柚子みたいな柑橘類の皮を指でつまんで、ドリンクに香りをつけてあげることです。
柑橘類の皮には油胞というツブツブがあるんですが、その中に精油という香りの元が入っています。
グラスの上で皮をつまんで油胞を潰すことで、精油をドリンクに降らせて香りをつけてあげるんです。
もちろん香りだけで、味はしません。
こんな感じです↓
写真だと写せてないですが、実際にやってみると細かい霧のようなものが皮から降り注ぐのが簡単に見れますよ。
さて、説明はこのくらいにして、さっそく飲んでみた結果を発表していきます。
第4位 柚子入りソーダ割
美味しかった度:
以外にもこれが一番順位が下でした。
柚子を絞り落してソーダで割ったんですが、あんまりイチローズモルト&グレーンに合いませんでした。
レモンに比べて、柚子は果物として甘みが少ないため味がイマイチ決まりませんでした。
甘みが一切なく、そして柚子の酸味でウイスキー自体の甘みもかき消されてしまいました。
砂糖のような甘みはもちろん、果物自体のほのかな甘みもウイスキーの甘みも一切いらない、という方にはいいかもしれませんw
レモンで作った方が美味しいだろうなぁという味でした。
第3位 柚子はちみつを入れたお湯割り
美味しかった度:
ここ以降のランキングのものはもう全て美味しかったです。
柚子の香りもしっかりして、そしてイチローズモルト&グレーンの味も香りも消されずしっかり感じられました。
柚子もウイスキーもどちらも突き抜けてるんですが、それをはちみつが繋いでくれてます。
飲むと喉にはちみつとウイスキーがグッと染み入ってくる一杯です。
飲みごたえがあるので、ゆっくりじっくり飲みたいですね。
第2位 柚子はちみつを入れたソーダ割り
美味しかった度:
第3位のお湯割りをソーダに変えただけなんですが、こっちの方がより飲みやすかったです。
柚子とウイスキーとはちみつがちょうどいいバランスでした。
ソーダのシュワシュワが足されることで、お湯割りよりも柚子とウイスキーとはちみつのバランスが整っているように味わえました。
ゴクゴク飲めちゃうヤツでした。
お湯割りに比べてこちらは柚子はちみつを入れすぎない方が良いと思います。
重さよりも爽やかさを重視して作った方が良いです。
第1位 柚子ピールのロック
美味しかった度:
なんと1位がロックでした。
普段ロックは飲まないのですが、これが一番美味しかったです。
グラスを口に持ってきたときに芳醇な柚子の香り。
舌の上にウイスキーを転がせばしっかりとイチローズモルト&グレーンが味わえ、
ウイスキーをごくっと飲み込むと最後にフッと鼻から柚子の香りが抜けます。
柚子の香りとイチローズモルト&グレーンの相性バッチリ。
柚子の香りをつけるだけでもガラッと印象が変わります。
簡単にできるので、これは超オススメです。
余談
飲み比べはロックが圧勝という結果でした。
ちなみに柚子はちみつ入りソーダ割がかなり飲みやすかったので、
もはやこのブログの準レギュラーのサントリーレッドが苦手な知人に
サントリーレッドで作った柚子はちみつ入りソーダ割を飲んでもらいました。
その結果は、「うまい!」でしたw
これならレッドの味がしないから全然飲める、とのことですw
要するにレッド程度だと、柚子はちみつに負けてしまってレッドの味も香りもしないから、
ということですね。
おそらくシングルモルトやアイラ系は合わないと思いますが、
弱っちい味のウイスキーならこの方法で大量消費できそうです。
今日も最後までありがとうございました。
ご褒美に乾杯と行きましょう!乾杯!
今日使ったのはこちら!